たまりば

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約束

昨日のブログを書いて、1晩ずっと考えていました

それは多分、ここ何年間かずっと外来に感じていた違和感だったのだと思いますが・・・

私には退院時に話していた事は『約束』だと思っています。先生と約束したのにって気持ちでした。でも、実際には守られていないので私の感情としては「嘘をつかれた」という気持ちなのだと思います。それなら、なぜそうなってしまったんだろう?と考えてみました。

私の結論として、それはきっと『守られるべき約束』ではなく『守られたらいい約束』だったのかな?って思った

『守られるべき約束』であれば、例え、その時に外来に以前、診て頂いた先生がいなくても次の外来でそういう先生がいれば、また元に戻れるんだと思います。でも、それが『守られたらいい約束』なら、破られた瞬間からそれは無効になるように感じます。

例えば、がんの手術の前に患者が「先生、絶対に治してくださいね」と言ったとします。先生は「努力してみます」と答えたとする。患者は「先生は、治してくれるって約束した」と思うけれど、その後、再発がわかり余命宣告を受けてしまうとします。その場合、患者としては「先生、絶対に治してくれるって言ったじゃないですか!」って事になって、まるでとても酷い裏切りにあった気持ちになる。でも、医師としては「私は努力します」とは言ったけれど「治す」とは言っていない。っていう気持ちなのではないかな?って思う。

この例題が正しいのかは、ちょっとわからないけれど・・・そんな感じ?って気がします。

患者にとっては『守られるべき約束』と、医師にとっての『守れたらいい約束』その違いなのかな?って思った。

そう考えれば、少し納得できる気がしました

そして、患者は『あ~あ、嘘つかれたんや。なんて嫌な気分』って思って、先生は『あ~あ、あんな事言わなきゃよかった』って感じなんだろうか?って思った。

最後のところは、本当ならちょっと悲しいかな・・・

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    2013年09月15日 Posted byすもも at 00:00 │Comments(0)がんとこころ

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