たまりば

多摩の地域情報 多摩の地域情報三鷹市 三鷹市

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by たまりば運営事務局 at

<注意事項>

広告が自動的に貼り付けられますが、このブログの主旨に反するものも含まれています。
『ooで癌が治る!』『がんに効く!』と書かれた広告や経験談が出ているもの
標準治療を否定するものには注意してください。


『お気に入り』に登録されているものは、わたしが一度目を通しているものです
これはちょっと・・・と思うようなところは登録していないつもりです
何か知りたいことがある場合は、ぜひ活用してください


コメントを書かれた場合、私が認証するまで反映されませんのでご了承下さい。
コメントしても表示して欲しくないという場合は、その旨を書いていただければ非表示にします
  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • 2011年03月01日 Posted by すもも at 01:00Comments(0)その他

    乳がんと牛乳 がん細胞はなぜ消えたのか4



    第5章 プラント・プログラム―食事編
    第6章 プラント・プログラム―生活スタイル編
    第7章 東洋の目で西洋を眺める


    こちらで、この本については最後になります
    この第5、6、7章では、主に彼女が進める食事の実践編ともいえるものが書かれています

    第5章で、彼女が推奨した食事療法を受けた方の説明がありました
    ・・・今までに、63人の乳がんになった女性にこの食事を実践してもらった。乳がんが再発した人はひとりもいない。このなかには、骨転移のある進行性乳がんを患っていた、カナダ人の友人の70歳になる母親も含まれている。また、初めての子どもを母乳で育てているときに、乳がんという診断を受けた若いイギリス人女性も含まれている。私が勧めた食事を拒否した人や、実践していると言いながらしていなかった人が5人いたが、これらの人のなかには、気の毒なことに乳がんが再発し、そのために亡くなった人もいる。

    彼女の食事を実践して生還した人は一体、どんな治療を受けていたのでしょうか?
    そして、どんなステージだったのでしょうか?
    彼女が書いてある事や、進めている食事が、どんなに素晴らしいものであっても、自分が言っている事を守らないから死ぬ。という言い方はカルト宗教やマルチ商法となんら変わりないと思います
    確かに、彼女が進めた食事で乳がんが再発することなく完治したのであればいいと思います
    事実であれば、何も批判する事もありません
    ただ「人は人です」それが合う人もいれば、合わない人もいる
    彼女が言っている食事は、極力乳製品を減らして、肉を食べない、塩分を控える、など現在では当たり前に言われていることが大半です
    よく言われていることで「がん患者に精製していない穀類」というのがあります
    でも、私のように開腹手術をしている又は、腹部に放射線治療をしている患者にとって消化の悪い穀類はあまり勧められません
    それは、海藻などもそうです
    体にいいからと、消化の悪いものばかり食べると下痢をしたり便秘になったりします
    白米はダメといっても、そういう人は玄米を食べるより白米を食べるほうがいいです
    白米に足りないビタミンは、他の食品でカバーするのでいいと思います
    体のためにと食べた食事で、腸閉塞になっては意味がありません

    また、乳製品を取り過ぎない。といっても、全てをやめなくても沢山の乳製品をとっているのであれば少し控えるくらいでいいと思います

    先日、あるテレビ番組で「新婚さんの朝ごはん」というのが紹介されていました
    朝ごはんのメニューが「バナナのホワイトソースのグラタン・チョコレートとバターのケーキ・フランスパンのチーズのせに鴨のサラダ」でした
    それを見て「これはあまりにも乳製品が多すぎるわな・・・」って思った
    でも、これほどのものを日本人が朝ごはんで食べるとは思えません
    何もかも「ほどほど」であればいいのではないでしょうか?

    大豆や海藻などにしても西洋人がゴミとして捨てていたようなものであっても工夫して食べる文化のある国民なのだから、実は日本人は食事療法に向いているかもしれません

    でも、この本を読んで感じたのは、乳製品がダメっていうなら「がんが消えていく食事」のあの先生って毎日500g以上の乳製品を何年も実践しているって本に書いていたな~なんて思いました
    じゃあ、あの先生って間違いなく前立腺がんになるんだ~~(笑)

    こういう食事療法の本って、色いろ読みましたがある本ではいいと推奨されている食品が、他の本では否定されているという事が、とても多いです
    結局のところ「いかにインパクトのある題名の本にするか」だと思います
    そして作者がいかに社会的地位のある人かがポイントです


    そういう意味ではこの本は間違いなく「売れる本」だと思います

    私は、食事療法も補完代替療法も実践していません
    先日も新大久保で美味しくサムギョサルを食べてきました
    自分の体が「美味しい~~」っていうものであれば、それはきっと体にいいものだと思います
    「美味しい~~」って思えないような食事をして何が生きている意味なのかな?って思います
    人の体は自分が食べたものからできています
    「美味しい」って、友達と笑いながら食べたものが体に悪いとは思えません

    それよりは偏った食事療法や無理強いされる食事のほうが体に悪いと思います

    ただ、あまりにも肉を食べているなって思ったら、その時は魚や野菜を食べればいいと思います
    また、この本を読んで食事を考えるのであれば、それもいいと思います
    この本に書かれている事は日本人には苦のないことが多いし、いいと思います

    自分が死ぬ時に「あの時、食事療法しておけばよかった」って思うかもしれません
    でも、私は「美味しいって笑いながら、ご飯食べたからいいや」って思うような気がします
    美味しいものを食べに行こう。って、誰にも誘ってももらえないような人生なんて寂しいなって思います

    それをどう選ぶかは、あなた次第です。。。  
    • このエントリーをはてなブックマークに追加


  • 2011年03月01日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・婦人科がん