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卵巣がんの彼女
私が放射線治療で入院している時に、私の向かいのベットに卵巣がんの彼女が
抗がん剤治療でやってきました
私が「ドラッグラグ」を知るきっかけになった人です
彼女の事は、折りにふれて何度も書いています
それくらい彼女の存在は私にとってかけがえのない出会いだったと思います
卵巣がんの彼女は、最初の治療の時には私と同じ主治医でしたが
ある時、別の先生に変更されていたそうです
「先生に見放された気がした」と言うのを聞いて「それなら直接対決しなきゃ
」と私が言うと
「本当だね、文句言わなきゃ
」と言った彼女は、私のところに朝の診察に来た先生に
直接対決して「悲しかった」と自分の気持ちを伝えました
その時、先生が「仕方がなかったとはいえ、申し訳なかった」といってくれたのを聞いて
「そういってもらってよかった」といって、私にもお礼を言ってくれました
彼女は、2泊3日の入院でしたが退院するまでの間、色んな話をしましたが
退院する時にも、同室の私たち3人に「今から、変身するからね~~、びっくりしないでね」と言ってからカーテンを閉めて、洋服を着替えて、それまでのバンダナから「カツラ」をかぶって大変身しました
その姿は、この人こんなに綺麗だったんだ
と驚くほどの美人でした
同室の3人で「綺麗~~~
」というと、でもカツラだからと恥ずかしそうに言っていたけれど、ほんとに彼女はとっても綺麗でした
カツラであるというのは女性にとってつらい事なのはわかります
でも、彼女のように「変身するよ~~驚かないでね」と明るく言ってもらえると、こっちも何て言えばいいの?と思うのではなくて「綺麗」と前向きな驚きが言えたんだと思います
彼女は色んな意味でわたしが目指す患者像でした
いつか彼女がこのブログに気がついてくれたらなって思います
今日は、カラーセラピスト養成講座の中級3の初回講座でした
先日、初級の人の前で発表をした時に、わたしが「恋愛=ピンク色」の話をした中で
治療後、えっちはできるかどうかを先輩患者さんに聞いたら、彼女が「友人の話」で
「蜂蜜使うといいよ」と教えてくれたんだけれど、わたしが「そんなん、あやしいプレイみたいやん(笑)」と言ったという話をしました
それを聞いた先生が「蜂蜜のことを短歌にしたの」と言うのを聞いて「えええ~~~」と驚きました
だって~~~「あやしいプレイ」だよ~~~って思った私でしたが、一体どんな短歌になったのか気になったので、今日、思い切って聞いてみました
そしたら、ブログの中で書いたのよという事でした
”蜂蜜で愛することができるのよカラリと話す子宮癌の友”
私が主催するカラーセラピー講座にもがん治療中の生徒さんがいらっしゃいます。ワークショップの中でご自分の体験や気持ちをあっけらかんと話されるので、逆に周囲が元気をいただくほど。・・・・・
ほほほ~~~~これは、教えてもらった友達にも言わなきゃね
って思った私でした
でも、本当はこれっていい話だなって思っていました
がん患者だからって、えっちをしてはいけないわけじゃないんだけれど
どうしても患者同士でも、そういう話ってタブーになっていると思います
それよりももっと話せなくなるのが、パートナーかもって思いました
それを話せているっていいなって思いました
そして、私にもこういう話ができる「がん友」さんがいてよかったって思います
わたしが放射線科医に「先生、わたしえっちできる?」って聞いた時に、先生からは
「そういう話は、僕じゃなくって婦人科の女性の先生のほうがいいんじゃない」と言われました
でも、私としては肛門まで見せた先生なので「何言ってるんですか」といって教えてもらいました
ただ医療従事者であっても、やっぱり患者とそういう話をするのはまだまだ難しいんだと思います
私はたった1人で仙台に行きました。
でも沢山の人に助けてもらったし、医師にも患者さんにも恵まれていたと思います
「変身するわよ~~」と言っていた彼女も、亡くなってしまった人たちも
みんなみんな、わたしに命を繋いでくれた人たちだと思います
だからこそ私は「生かされている」のではなく「生きている」んだと言いたい
そんな私の気持ちと同じことが先生の短歌で書かれていました
”君がいてくれたからこそ我病ひ受け止めることできた幸せ”
あの時、わたしの側にいてくれた彼はわたしの元から去ってしまったけれど
今の私には支えてくれる、がん友さん達がいます
でも次は、ちゃんと私を愛してくれる人を見つけようと思っています
”乳房(にゅうぼう)をひとつ失くした我もまた水蜜桃のごとく愛され”
もしかしたら文章では、とっても表現しにくい事なのかもしれないけれど
五・七・五・七・七の世界になると、また違って見える気がしました
フィーメールカラー:http://ameblo.jp/female-color/
抗がん剤治療でやってきました
私が「ドラッグラグ」を知るきっかけになった人です
彼女の事は、折りにふれて何度も書いています
それくらい彼女の存在は私にとってかけがえのない出会いだったと思います
卵巣がんの彼女は、最初の治療の時には私と同じ主治医でしたが
ある時、別の先生に変更されていたそうです
「先生に見放された気がした」と言うのを聞いて「それなら直接対決しなきゃ

「本当だね、文句言わなきゃ

直接対決して「悲しかった」と自分の気持ちを伝えました
その時、先生が「仕方がなかったとはいえ、申し訳なかった」といってくれたのを聞いて
「そういってもらってよかった」といって、私にもお礼を言ってくれました
彼女は、2泊3日の入院でしたが退院するまでの間、色んな話をしましたが
退院する時にも、同室の私たち3人に「今から、変身するからね~~、びっくりしないでね」と言ってからカーテンを閉めて、洋服を着替えて、それまでのバンダナから「カツラ」をかぶって大変身しました
その姿は、この人こんなに綺麗だったんだ

同室の3人で「綺麗~~~

カツラであるというのは女性にとってつらい事なのはわかります
でも、彼女のように「変身するよ~~驚かないでね」と明るく言ってもらえると、こっちも何て言えばいいの?と思うのではなくて「綺麗」と前向きな驚きが言えたんだと思います
彼女は色んな意味でわたしが目指す患者像でした
いつか彼女がこのブログに気がついてくれたらなって思います
今日は、カラーセラピスト養成講座の中級3の初回講座でした
先日、初級の人の前で発表をした時に、わたしが「恋愛=ピンク色」の話をした中で
治療後、えっちはできるかどうかを先輩患者さんに聞いたら、彼女が「友人の話」で
「蜂蜜使うといいよ」と教えてくれたんだけれど、わたしが「そんなん、あやしいプレイみたいやん(笑)」と言ったという話をしました
それを聞いた先生が「蜂蜜のことを短歌にしたの」と言うのを聞いて「えええ~~~」と驚きました
だって~~~「あやしいプレイ」だよ~~~って思った私でしたが、一体どんな短歌になったのか気になったので、今日、思い切って聞いてみました
そしたら、ブログの中で書いたのよという事でした
”蜂蜜で愛することができるのよカラリと話す子宮癌の友”
私が主催するカラーセラピー講座にもがん治療中の生徒さんがいらっしゃいます。ワークショップの中でご自分の体験や気持ちをあっけらかんと話されるので、逆に周囲が元気をいただくほど。・・・・・
ほほほ~~~~これは、教えてもらった友達にも言わなきゃね

でも、本当はこれっていい話だなって思っていました
がん患者だからって、えっちをしてはいけないわけじゃないんだけれど
どうしても患者同士でも、そういう話ってタブーになっていると思います
それよりももっと話せなくなるのが、パートナーかもって思いました
それを話せているっていいなって思いました
そして、私にもこういう話ができる「がん友」さんがいてよかったって思います
わたしが放射線科医に「先生、わたしえっちできる?」って聞いた時に、先生からは
「そういう話は、僕じゃなくって婦人科の女性の先生のほうがいいんじゃない」と言われました
でも、私としては肛門まで見せた先生なので「何言ってるんですか」といって教えてもらいました
ただ医療従事者であっても、やっぱり患者とそういう話をするのはまだまだ難しいんだと思います
私はたった1人で仙台に行きました。
でも沢山の人に助けてもらったし、医師にも患者さんにも恵まれていたと思います
「変身するわよ~~」と言っていた彼女も、亡くなってしまった人たちも
みんなみんな、わたしに命を繋いでくれた人たちだと思います
だからこそ私は「生かされている」のではなく「生きている」んだと言いたい
そんな私の気持ちと同じことが先生の短歌で書かれていました
”君がいてくれたからこそ我病ひ受け止めることできた幸せ”
あの時、わたしの側にいてくれた彼はわたしの元から去ってしまったけれど
今の私には支えてくれる、がん友さん達がいます
でも次は、ちゃんと私を愛してくれる人を見つけようと思っています
”乳房(にゅうぼう)をひとつ失くした我もまた水蜜桃のごとく愛され”
もしかしたら文章では、とっても表現しにくい事なのかもしれないけれど
五・七・五・七・七の世界になると、また違って見える気がしました
フィーメールカラー:http://ameblo.jp/female-color/