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疾病の診断

放送大学で興味がある放送をしていたので見てみました

疾病の診断方法
症状と徴候
広義の症状=正常なときとは異なる精神的・身体的異常
・自覚症状=狭義の症状
・他覚症状=徴候=異常な他覚的所見

症候群
ある疾患において、複数の特定の症候を呈することがその特徴とされるとき
その症候の集まりを症候群と呼ぶ

医療面接における病歴の聴取項目
患者基本情報
・患者の氏名、年齢、性別、出生地、住所、職業などを必ず確認

主訴
・患者が訴える自覚症状のなかで最も主要と考えられるもの

現病歴
・発病の日時、洋式、症状のある部位、症状の持続期間、内容と経過、随伴症状の有無

医療面接における病歴の聴取項目
既往歴
・出生時の状況、幼少児期の健康状態
・予防接種歴
・既往疾患・外傷、受療歴、輸血歴
・女性:月経の状態、妊娠・分娩歴
・喫煙歴・飲酒歴、常用薬
・薬剤および特定の物質に対するアレルギー

家族歴
・血縁者および配偶者の健康状態、既往歴
・遺伝性疾患および家族内に発症しやすい疾患

社会歴
・現住所、出生地、以前の居住地、海外渡航歴
・職業歴
・生活環境

身体的診察とその手順
視診
・全体像の把握、体格・表情
・精神状態の評価
・局所の皮膚や粘膜の発赤や腫脹、分泌物の症状

触診
・皮膚や皮下組織、内部臓器、筋肉、骨、関節なる
・患部の温度・大きさ・硬さ・痛み・浮腫・移動性・拍動性・知覚症状
・腫瘤の大きさや硬さ、境界の明瞭度、移動性など

打診
・胸部や腹部⇒肺や管腔臓器と、実質臓器

聴診
・呼吸音、心音・心雑音・不整脈、異常音、腸管の蠕動音

神経学的診察
・神経の反射や知覚や運動の麻痺などを指標とする
・異常の性質および部位診断

どんな人でも多少の病気があるけれど、たまに行った病院で医師ときちんとした
会話ができる人は、なかなかいないように思います
また、それが今まで元気な人であればあるほど難しいものかもと思います

こういう診断方法を全ての医師が行ってくれることが望ましいけれど、なかなかそうもいかないと思います
そういう時に患者自身も何を伝えていいのかわからないというのではなく
メモをとるなりして、自分の症状をきちんと伝える努力をしないくてはいけないのかと思いました
そのために医師がどういう判断方法を用いているのかを知るのもいいのかもしれないですね

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    2011年05月28日 Posted byすもも at 00:00 │Comments(0)その他・・・病気

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