しがみつかない生き方~香山リカ~

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール
平凡で穏やかに暮らせる「ふつうの幸せ」こそ最大の幸福だと、今、人々はやっと気がついた。雇用、医療、介護など社会のセーフティネットは重要だけれど、自分の外に求めるだけでは、人生はいつまでも満たされない。「ふつうの幸せ」を手に入れるには、「私が私が」という自慢競争をやめること。お金、恋愛、子どもにしがみつかないこと。物事の曖昧さ、ムダ、非効率を楽しむこと。そして他人の弱さを受け入れること―脱ひとり勝ち時代の生き方のルールを精神科医が提案。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本の中で面白いなと思うものを見つけました
松田聖子さんに憧れていた世代の人が抱く「わたしはもっと幸せになってもいいはず」という感覚があるそうです。「わたしは人とは違う」「わたしはもっと才能があるはず」という『特別な私』という感覚だそうです
へえ~~と思った
それってうちの従姉妹が全く同じことを言っていたなって思った
でも、それって何なんやろ??と思う
聖子ちゃんに憧れて、そうなりたいと思っても聖子ちゃんはたった1人しかいないからこそいいんじゃないのかな?って思う
私はこうなりたい
私はこうでありたい
そして普通にしか生きれないことを虚しいと思う・・・
「このまま仕事しても私の将来は決まっているかも」と思ってしまう
そして、せっかく築いたキャリアも捨ててしまう
でも本当は『普通に生きる』ことのほうが、大変なはずなのになって思う
「普通に結婚して」「普通に子供を産んで」「普通に子供を育てて」「普通に子供の進学に喜んで」
子供の頃から、私が好きになる人は「超」がつくくらいに「普通の人」でした
というよりは、ちょっと「助けてあげたくなるような男の人」ばかりで、初恋の人はクラスの中で唯一の「逆上がりができない男の子」でした
でも、なぜかそういう人が私を「好き」と言ってくれることはなく振られてました
その代わりに「心配事」が多そうな男の人にばかり「付き合って」と言われていた
先日、飲んでいる時に「普通の生活が送りたかった」だったかな?言っているのを聞いて「ああ、わかるな」って思った。何をもって普通というかは、人それぞれだけどなんだかわかる気がした
「しがみつかない生き方」は、第10章まで色々と「しがみつかない考え方」が書かれています
とってもサクサクと読める本ですごく変わったことが書いてあるわけでもなかったけれど、最後の章に「<勝間和代>を目指さない」というのがありました。面白いなって思った。まあでも、一体どれくらいの女性が「勝間さん」を目指そうなんて思っているのだろう?と思ったけれど・・・それも一部の人の中にはあるのかな??って思いました
松田聖子さんも勝間和代さんも、そして香山リカさんも、私からすれば普通って感じではないかなって思った
でも、ブッダの教えよりは、とっても優しく書いてあるので読みやすい本です

母性社会日本の病理 ~河合隼雄~
アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法
心病む母が遺してくれたもの: 精神科医の回復への道のり
シロクマのことだけは考えるな!
本当の気持ち~アサーション~
脳は平気で嘘をつく 「嘘」と「誤解」の心理学入門
アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法
心病む母が遺してくれたもの: 精神科医の回復への道のり
シロクマのことだけは考えるな!
本当の気持ち~アサーション~
脳は平気で嘘をつく 「嘘」と「誤解」の心理学入門