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シック・マザー 心を病んだ母親とその子どもたち

シック・マザー 心を病んだ母親とその子どもたち

子どもの心や行動、発達の問題とみなされる状態の背後に、母親の病が隠されていた!うつや不安障害、パーソナリティ障害や依存症など、近年増加する子育て世代の心の病。不安定な親に育てられる子どもたちは、どのような精神状態にあるのか。発達や人格形成に影響はないのか。どうすれば乗り越えられるのか。これまで見過ごされがちだった「機能不全に陥った母親とその子どもたち」の現実を検証、克服の道を探る。

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少し読んでみました

以前、さんまの「ほんまでっかTV」の中で小木ママが「抱き癖が悪いというのは嘘」という話がありました
むしろ、ちゃんと「抱っこ」してもらっていた子供のほうがいいというのを見ましたが同じことが書かれていました

昔の人が「抱っこしてると、子供に抱き癖がついて、ずっと抱っこしてなきゃいけない」と言って「赤ちゃんに振り回されてしまう」という考えがあったそうですが、「抱き癖」がつくかつかないかくらいの赤ちゃんが親を操作するようなことはなく、むしろお母さんが抱っこしてくれないという不安感ができてしまうそうです

6ヶ月くらいまでの赤ちゃんにとって大切なのは、たっぷりの愛情だそうです

少し悲しいなと思ったのが、お母さんが病気を抱えていると子供がお母さんに「大丈夫だから」と小さいけれど親を支えてあげようとする。また、大人になっても人の顔色を見てばかりで自分の考えをもてないなどの弊害ができきたりするそうです
一見、人の気持ちがわかる親切な人。のようではあるけれど、いじめにあってもきちんと言えなかったりして自分を追い詰めてしまうようになってしまうのかな。と思いました

ある女性が授業で「AかB、どちらがいいですか?」と聞かれました
その質問は、完全に自分の気持ちを答えるだけだったのに、彼女はこたえられませんでした
その時に、ずっと先生の顔をみていました
先生に「どちらかと聞いているだけで、私の顔を見ていても何もならないわよ」と言われましたが、結局は黙ってしまいました
彼女は、正にこのタイプだなっと思った
何か困難があると、お母さんの悪口を言い続けて「自分の正当性」を主張していました

シックマザーというのは、確かにあると思います

でも「大人になった自分」は、その時のお母さんを許してあげれるんじゃないのかな?と思うんだけど・・・

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    2012年05月14日 Posted byすもも at 20:00 │Comments(2)読んだ本・・・心理学

    この記事へのコメント
    昨年、直腸ガンの3度目の手術、そして今年の1月に転移した肺の手術を受けました。
    年老いた母と二人暮らしの私の一番の目標も、母を看取ることです。
    年取った母は、ガン=死と結び付けるだろうと思って、ガンということは隠しています。
    遠方の病院を選んだことを幸いにして、大腸ポリープの摘出手術と言い張っておりますが、うすうす感づいていると思います。
    でも母も怖くて言い出せないのでしょう。
    とにかく何があっても母より生きてやる!と言い聞かせております。
    Posted by amiami at 2012年05月12日 15:17
    amiamiさん、ありがとうございます

    以前、障害のある娘さんの話を聞いたことがあります
    お母さんが「1日でも長く娘よりも生きていたい」と言ったけれど、娘さんは「1日でも長くお母さんに生きていて欲しい」と言います
    自分がいることでお母さんが大変だから、1日でもいいから楽をさせてあげたいという気持ちからだったそうです

    その話を聞いて、涙が出ました
    「1日だけ」というのは、相手を思いやる気持ちの表れなんですよね・・・
    amiamiさん、石にしがみついてでも、生きていきましょうね!
    私も頑張って生きます♪♪
    Posted by すももすもも at 2012年05月13日 20:24
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