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Posted by たまりば運営事務局 at

がん治療を受ける前に知っておきたい55のこと


販売価格:1,575円 (税込)

【内容紹介】
本書は、がん治療に際して、今まで医者にとっては当たり前だと思われ、あまり大きくは語られて
こなかった、治療にまつわる周辺のことについて、長年、肺がんを専門にされてきたお二人の専門医に
まとめていただいたものです。
ご存知のように、病院の先生とは話す時間が少ないか、あるいは、話していただいたとしても、こちらの
理解が不十分なことが多くあります。
たとえば、「転移」という言葉一つをとっても、私たちには曖昧です。また、治療の決められ方が
どのようになっているのか、知っているようで、本当のところはよく理解しておりません。
がんについては、データをもとに、5年相対生存率が語られますが、そのデータはどのようにとられて
きたもので、私たちの診療とどのように関わっているのかなど…。
気になる「がん」診断・治療のポイントをわかりやすく解説します。

[目次]
はじめに
医者の忌憚のない本音から見えてくる、現状可能な最善のがん医療

第1章 なぜ、その病院を選んだのでしょうか?

第2章 その治療方法でいいのでしょうか?

第3章 抗がん剤治療は苦しいのでしょうか?

第4章 私のがんは治るのでしょうか?


付録 高額療養費制度について
あとがき

[著者紹介]
土屋了介
国立がんセンター中央病院 病院長。
1970年慶応義塾大学医学部卒。慶応病院外科、国立がんセンター病院外科を経て、2006年より現職。
「医療における安心・希望確保のための専門医・家庭医(医師後期臨床研修制度)のあり方に関する研究」
班会議班長。

奥仲哲弥
1958年埼玉県生まれ。東京医科大学卒業。医学博士
。東京医科大学呼吸器外科講師を経て、山王病院副院長、呼吸器センター長。国際医療福祉大学教授、
同三田病院呼吸器外科部長兼任。東京医科大学外科客員教授。専門は肺がんの外科治療、レーザー治療

『がん治療は最初が肝心』という事を、きちんと教えてくれる一冊です
自分ががんになってわかった事なのかも知れないなって思います
がんになった医師が書いた本です

がん治療を受ける前に知っておきたい55のこと:http://www.xknowledge.co.jp/book/detail/XK9784767809328  
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  • 2010年08月24日 Posted by すもも at 23:48Comments(0)告知された時に読む本

    がんと診断されるまでの流れ

    告知が済んだら、即、治療。って思ってませんか?

    実は、ここから本当の検査が始まっていきます
    がん種によっては、違いもあると思いますが全体の流れを書いていきます
    ※急激に大きくなるがんの種類(白血病や悪性リンパ種の一部)では早期入院が医師より説明されます

    自分のがんがどういうプロセスでステージが決まっていくかを正しく理解してください
    そのどこが抜けてしまっても正しい判断はできません
    癌研のHPや国立がんセンターのHP、または病院におかれている小冊子で確認してください

    1:異変を見つける

    ・造影X線撮影
    ・胸部X線単純撮影
    ・子宮頸部細胞診
    ・喀痰細胞診
    ・便潜血反応検査
      など

    大部分のがんは、早期の段階では自覚症状がない。そのため、早期にがんを見つけるために
    無症状の人を対象にして検査が行われている。胃がん、大腸がん、子宮頸がん、乳がん、肺がんなどは
    スクリーニングとして検診が広く行われ、早期発見に役立っている。
    スクリーニング検査の方法は、がんの種類によってさまざまである。画像検査では、胃がんのX線造影撮影
    乳がんのマンモグラフィー、肺がん(肺野部)の胸部X線単純撮影など。子宮頸がん、子宮体がんや肺がん
    (肺野部)については、細胞診が行われている。また、大腸がんでは出血の有無を調べる便潜血反応検査が
    行われる。他の病気の検査中にがんが発見されるケースもある。いすれにしても、異変を見つけることが
    がん診断の第1歩となる。

    2:部位を確定する

    ・内視鏡検査
    ・CT
    ・MRI
    ・超音波検査
    ・造影検査
      など

    がんと疑われる異変が見つかった場合には、異変の起きている部位、形状、大きさ、数などをはっきり
    させる検査が必要である。さらに、どこまで浸潤しているのか、リンパ節や他の臓器に転移が起きて
    いないかも調べる。こうしたことを調べるのに中心的な役割を果たしているのが「画像検査」である。
    たとえば、胃や大腸のように内視鏡で見ることのできる臓器であれば、内視鏡検査で異変が起きている
    部位がはっきりする。CT.MRI、超音波検査などは、内視鏡で見ることのできない臓器のがんでも、丁寧に
    見ていくことができる。それぞれに長所と短所があるので、複合的に組み合わせて検査することが多い。
    検査で得られる情報は、がんかどうかを見分けるのに役立つほか、治療を行うために必須のものだ。

    3:がんであることを確定する

    ・細胞診断
    ・組織診断


    がんであると診断を下すためには、できている腫瘤(しゅりゅう)が悪性の腫瘍であることを証明する
    必要がある。しかし時には、炎症性のものであったり、良性の場合がある。その確認をするのが
    「病理診断」だ。生検による病理診断には、組織を採取してきて顕微鏡で調べる組織診と、細胞を
    採取して調べる細胞診とがある。たたえば、内視鏡を使って胃や大腸のポリープの一部を採取してくる
    のは、代表的な組織診である。乳房や甲状腺に針を刺し、吸引して種瘤の一部を細胞診である。
    種瘤が体の奥にある臓器にできている場合には、手術で切除した種瘤を病理診断し、がんかどうかの判定を
    行うこともある。生検が行えない場合には、確定診断が下される前に治療が行われることになるのだ。

    参考:「がんを生き抜く実践プログラム」より

    がんと診断されて、検査を受けると知らない言葉が沢山あります

    異形細胞:
    細胞診において見つかる正常でない細胞のこと。病理医や検査技師は核の大きさや細胞の形などを見る
    3段階もしくは5段階で表現されがんであるかないかの判断がされる

    細胞診のクラス:
    クラス1・・・正常
    クラス2・・・異形細胞hあるが良性
    クラス3・・・良性と悪性の境界病変「疑陽性」
    クラス4・・・がんが強く疑われる
    クラス5・・・がんと診断される

    ステージ
    大きく5段階の臨床病期(ステージ)に分類され、この臨床病期に応じて治療法が変わってきます

    ステージ0期・・・きわめて早期のがん:非浸潤がん(ほぼ、100%の治癒率)
    ステージⅠ期・・・がんが粘膜にとどまってる場合
    ステージⅡ期・・・がんが壁内にとどまってる場合
    ステージⅢ期・・・がんが周囲の結合織まで及んでいる場合
    ステージⅣ期・・・遠隔臓器に転移している場合

    平たくいえば、どれくらいがんが進んでいるかという事です
    ※ステージはがん種によって区分が細かく分かれています
    自分のがんで確認してください

    乳がんの方で、しこりがあっただけで「すぐに手術します。いつがいいですか?」と言われたと
    聞いたことがあります。「がん=しこり」では、ありません。そして、しこりのないがんもあります
    事実、彼女はがんではありませんでした。
    お願いですから、冷静に。そして「少し考えさせてください」と答えてください
    そして信頼できる機関に相談してください


    がん診療連携拠点病院には、がん相談支援センターを設置してあります
    不安になったりわからない事があれば、ぜひ利用してください

    癌研のHP:http://www.jfcr.or.jp/gan_knowledge.html
    国立がんセンターのHP:http://ganjoho.ncc.go.jp/public/qa_links/brochure/index.html
    国立がんセンターの「がんになったら手に取るガイドブック」
    http://ganjoho.ncc.go.jp/public/qa_links/hikkei/hikkei01.html
    がん相談ホットライン:専門医による電話相談&面接
    日本対がん協会:http://www.jcancer.jp/
    乳がんの病理セカンドオピニオン:坂元記念クリニック:http://www.a-bp.net/  
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  • 2010年08月24日 Posted by すもも at 08:53Comments(0)がんと診断されるまでの流れ