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優しさはどこから


昨日の映画に出ていた細谷亮太医師の本を読みました
「優しさはどこから」
細谷医師は、聖路加国際病院で小児科医をしている先生です

午前中に講演があってその時に、用意した本がみんな売れてしまったそうです。
ただ1冊、宣伝用にと取っておいた本を伊勢真一監督が私に「残り1冊です。どうですか」と
声を掛けてくれました。読んでみたいなと思っていたので嬉しかったです
本が私のところに来たいと言ってくれてるみたいで買っていました

この本は、細谷先生の自分の子育てや小児科医としての話、医師である父親やお母さんやマザーテレサの
言葉などの話でした
医師としての姿勢を感じることができる1冊です

細谷先生が映画の中で「子供が亡くなるたびに、何度も何度も泣いた。でも、もしも自分が泣けなくなって
しまったら小児科医をやめようと思っている」という言葉がありました

わかると思った。
私ががん患者のために何かをしたいと思った時に、ある患者さんの事を思い出すたびに泣いてしまう
自分がいる
でも、もしも泣けなくなってしまったら、私はやめようって思った
人のつらさがわからなくなってしまったら、その時はやめたほうがいいと思う
人と寄り添えなくなってしまったら、駄目なんじゃないのかなって・・・

そしたら、細谷先生の本の中にこんな言葉を見つけました

「世の中には悲しみも苦しみもたくさんある。
その悲しんでいる人のそばに行って、
一緒に悲しみ、寄り添い、
同情することはできるだろう。
でも、それだけではいけない。
もう一歩進まないといけない」
羽生もと子著『みどりごの心』「人の世の悲しみ」

細谷亮太著:http://www.fujinnotomo.co.jp/book/kids/b4749.html   
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  • 2010年08月30日 Posted by すもも at 08:02Comments(2)読んだ本・・・がん