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Posted by たまりば運営事務局 at

定期検査に行ってきました

月曜日に定期検査に行ってきました

先生は入院中にお世話になっていたチームの先生だったので
診察室を開けたら「久しぶりだね~~」って問診が始まりました
「前回、O先生の時に痛いって言ってた乳腺は病院に行ってみた?」って聞かれて
「O先生にCT見てもらったら大丈夫だろうって言われたし、
排卵の時に痛むみたいだからいいかな?って思って行ってません」って言ったら
「そっか、せっかく卵巣残したのに放射線で1つ死んでしまったからね。
でも、1つは吊り上げてるから生きてると思うよ」と言われたので
「卵巣は痛かったから、近所の病院で卵巣機能を調べてもらったら、生きてるって言われました」って
言ったら「よかったね」って
でも、私が「その時に卵巣なんて取ってしまえばいい」ってそこの医師に言われたんですよ
「ドクハラじゃ~~」なんて言ったら「普通は、そういうと思うよ。まだこの治療は先の治療だしこれができるところが少ないから知られてないんだよね」って言われた
それに痛いなら医師ならそう言うと思うよ。って
そっか~~でも、私は痛くても吊り上げてもらって卵巣があるほうがいいし。って思う
私の治療は、センチネルリンパ節生検も卵巣吊り上げ式にしても医師の理解も少なくてなかなか大変。

で、ここからが本題で「この前、友達が放射線科に行ったって言ってたんですが、私1年が過ぎても診察がないんですがいいんでしょうか?」って聞いてみた
そしたら先生が「えええ~~受けてないの!」ってびっくりしてた
「受けてもらわないといけないのに」って言われて
「婦人科が終わっても放射線科には通わなくてはいけない人もいるんだよ。だから、連絡してみるよ」と言われた
そうか~~忘れてたんや。とのんびりな私も「まあ、いいか今度で」と3月の定期検査の時に診察を入れてもらいました

放射線の後遺症は長期にわたってでる場合があるので診察を受けたほうがいいそうです

なぜ、この話になったかというと乳がんの友人が定期検査に行ってきたというのを聞いて
「あれ?」って思いました
入院中はあれほど、言われていた放射線の事が退院後には何もないのは変だな?って思った
ただ、自分の病院以外で受けた人は定期的な診察を受けていない事もあるらしいので
受けなくてもいいのかな?って思ってしまった私でした
でも、それは間違いだったみたいですね

あと、問診の時に「リンパ浮腫のところが痛いんです」って言った
浮腫自体はあまりないのに、痛みが強いって言ったら「リンパ浮腫外来に行った?」って言われて、
「行ったことない」って言ったら「一度、行ってみたら?」って言われました
私的には「軽いから駄目」って言われるかと思ってたら「リンパ浮腫外来に行くと話しを聞いてもらえるから、それだけでも楽になれたっていう患者さんが多いから行って話してみたら」と外来を予約してくれました
入院中はいつも「あなたは後遺症が軽いんだから」ってみんなに言われていたから、
リンパ浮腫外来に行きたいって言っても「大丈夫」って言われるのかな?って思ってたので、
ちょっと嬉しかった

都内でリンパ外来のある病院を探したけれど自分の病院で手術をした患者さん以外は受け入れてくれないとか、リンパ外来を持っていない病院もありました
もしくは外来はないけれど看護師さんに個人的に指導してもらえるという病院も。。。
私は重篤なリンパ浮腫ではないけれど、やはり外来機能を持っている病院がいいかなと
今の病院からは転院できなかった私です

他にも利用はしていませんが「漢方外来」を持っていたりします
病院はマイナスな部分もありますが、自分にとってどれだけプラスであるかが大切だと思います

それから、検査の結果は「異常なし」でした

次回はCT検査にリンパ浮腫外来に血液検査と組織検査に放射線と婦人科の診察。と2日がかりで病院に行くことになりました

次回は、お泊りです・・・

それから、私は始めて先生から病理とステージの説明をしてもらいました
最初にかかっていたK病院では「知ってるんならいいでしょ」というか「ネットで調べて」みたいな感じで説明も何もなかったので、きちんとした説明をしてもらいました
とってもわかりやすい説明で、子宮頚がんと子宮体がんの違いから教えてもらいました
やっぱり、先生に聞くのが一番。

そして、疑問に思った時はその時に聞く。っていうのがいいって思った

どんな時でも「遅い」ってことはないのかなって思った出来事でした  
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  • 2010年12月08日 Posted by すもも at 00:00Comments(4)退院後の検査

    家族との確執

    月曜日に病院の待ち合い室でお隣りに座った、おばちゃんが乳がんの人やった。

    去年の5月に手術したらしい。

    そのおばちゃんが色んな話しをしてくれた。
    癌を見つけた時『なんで私なんやろ?』って思ったって事。

    抗がん剤で髪の毛が抜けて、やっと生えてきた髪がチリチリでどうしようかと思ったけど、
    今は大丈夫。って事。

    抗がん剤のせいで、ずっとお腹の調子がよくないとか、すぐにぶつけた所があおたんになるのとか。
    抗がん剤で指先と目元が真っ暗になってしまった事。

    放射線で顔が腫れて、怖くて先生に言ったら『そんなのは関係ない』と言われて、
    残り2回の放射線治療の間、先生が1度も自分を見てくれなくて、話しもしてくれなくて悲しかった事。

    病院で友達になった人の6人のうち、3人が亡くなってしまった事。

    おばちゃんが『今はすぐに余命宣告するんよ。ドラマなんかだと家族だけにするみたいなのに、
    そんな事ないんよ』とか。

    余命宣告された友達のうち、1人はそれより前に亡くなって、1人は少しだけ長生きしたの。とか。

    その話しをしながら、ふと満員の待ち合い室を見て『ここにいるみんなが生きれる訳じゃないのよね』って言った。

    そうやなと思った。
    一体、どれくらいの人が癌やと言われて、この待ち合い室にいるんやろって思った。

    私が見てもらった先生のいる診察室にも何人もの人が入って行った。
    その人たち全てが癌や筋腫といった病気なんやなって。

    血液検査が終わって、おばちゃんは1年後の定期検査に行くために、私は会計に行くのに2人でエレベーターに乗った。

    おばちゃんが私に『お姉ちゃん若いんやから、絶対によくなるからね』って言ってくれた。
    私も『おばちゃんもね』って言ったら『私はね、絶対大丈夫だと思ってるの。だから大丈夫!』って言って、最後に私に『頑張ってね』と言ってくれた。

    私はずっと誰かに『頑張って』って言われるたびに『一体、何を頑張ればいいんやろ』と思ってた。
    頑張る事が何かわからへんし。
    でも、ホントに頑張ってるおばちゃんに『頑張って』と言われた時に、素直に『うん、ありがとう』って笑顔で言えた。
    たった1時間半しか話してないおばちゃんやったけど、ものすごく嬉しかった。

    私は、お母さんにこの話しをしたかった。
    だから電話したのに、結局はいつものように自分の話しになって。
    それも、私にはおばちゃんの事より大事な話なんかなかった。
    それを怒ったら、『何も言ったらあかんの』って言われて。
    私が病気なんやし、私が電話して話を聞いて欲しかったんや。
    病気になってからも、その前もいつもいつも、お母さんは自分の話ばっかりやん。
    『お母さんはこうやから』って、私はお母さんじゃないし。
    私がどんな気持ちでいたと思うんよ。って言った時に『そんなんわかる』って言うたけど、どこがわかってくれてるんやろ。って思った。

    私が癌って言われて一番始めにした事が『片付け』と荷物を片付ける為の『整理リスト』やった。
    でも、癌になった友達に『荷物整理してるん違う?』と言われて『なんでわかるん』って聞いたら
    『私も一番始めにしたのが片付けと子供の入学式の服を用意した事やったんや』って。
    でもな、そんなんどうでもいいやん。今は自分の病気を治す事だけ考えよって言われて、ああ、そうやなって思ったんや。

    お母さんがいう事もわかる。
    でも、『お母さんが旅行に行って帰ってきた時に』は、結局は私じゃないやろ。
    私が病気で、しかもいつ再発してもおかしくないし、今、転移してても、5年後死んでてもおかしくない私の事じゃないやんって思った。
    私は、お母さんの考えてる理想の娘じゃないのもわかる。
    いつも私に『あんたは1回死んだ子やから、なにしても勝手にさせてた』って言うやん。
    それは、どうでもいいって事なんかなって思ってた。
    たとえそうでも、そんな事は聞きたくなかった。
    お母さんが言う、私の勝手は私にはわからへんし。
    自分が若い時は家に居て、お給料は全部入れて、親からお小遣をもらって、そのうえテレビも電化製品はみんな私が買ってあげてた。
    それが理想の娘やったんやろなって思う。

    お母さんが私に電話してきて『お父さんの腫瘍が1㍉小さくなってたんよ』って言った時、私はMRIの検査の日やった。
    造影剤を入れて気持ち悪いのと、待ち合い室で見た自分とそんなに歳の変わらない寝たきりの人が忘れられなくて、
    私もあんな風になってしまったらどうしようって思ってた時やった。
    ずっと、いつ癌って言うか悩んでたけど、あの嬉しそうな声を聞いたらやっぱり今日は言われへんなって思った。

    私は、ずっと迷惑で勝手でわがままな娘やと思う。
    私は今でも、お母さんがどうしたら喜んでくれるかわからへんし。
    だから変わる事はないと思う。
    でも、私の『遺言』やと思って。
    お互いあと5年、生きれるか生きてないかわからへんし。
    あと少しかもしれへんと思って、私のわがままをきいて欲しい。
    私の話もきちんと聞いて欲しい。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    この後、母親が言ったのは「あんたは前向きに生きてない」でした
    がんと告知されて1ヶ月足らずの時でした
    確かに「前向き」ではない文章かもしれない
    でも、生きるか死ぬか。娘がどうなるかわからない時であっても、あなたはそうなんだなって思った

    友達が悩んでいた時に、お母さんが「あなたは私の娘なんだから大丈夫」って言われたと言っていました
    私もそう言ってくれる母が欲しかったかな・・・

    なんとなくそう思った  
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  • 2010年12月07日 Posted by すもも at 00:00Comments(2)がんと家族

    手術6日目

    手術6日目です。

    ちょっと生々しい写真も公開しますが手術後って、こんなものですよ

    今日まで尿道に管が入っています
    という事は、明日からは自己導尿しなくてはいけないという事です
    なんか、ちょっと憂鬱だな~~って思った

    この日、お腹に刺さっていたドレーンが抜けました

    「刺さっていた」というと「へえ?」って思うかもしれませんが、実際、刺さってました
    お腹に時下に穴が開けてあって、そこから管が出てました
    その写真を撮って!とたのんだら、看護師さんに「生々しいからやめたほうがいいよ」と言われて
    取ってもらった後の写真にしました

    でかいテープは、傷の治りが早くなると言われていました

    また、ドレーンの後に貼ってもらったテープは最近は多少の傷であればこれでOKだそうです
    縫わなくても大丈夫らしいです。不思議ですよね~~

    ただ、ドレーンが抜けた後、私は抜けたところから大量の液体がでました
    その後、お腹の中が熱を持って熱くてびっくりしました
    理由はよくわかりませんが、リンパ液が動いたって事?なんて思ってました
    こういう事はよくある事みたいです。私が入院していた時にも他の患者さんがなっていました
    でも、何の問題もないので大丈夫です
    ただ、かなりびっくりはしますが。。。



    私は傷跡的には15センチなので、むしろ小さいのかもしれません
    私が最初に医師から説明された時は「へそ切りの縦切り」です
    へそぎりぎりまで切って、縦に切ります
    そして、それでも足りない場合はへそから横に切るか、へその上まで行く場合もあると言われました

    また今は、真皮縫合と呼ばれる縫い方をするので傷跡が綺麗とも言われています


      
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  • 2010年12月06日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)手術・・・闘病記

    ファイトケミカル

    ファイトケミカルって聞いたことありませんか?

    最近、第3の栄養素・ファイトケミカルという言葉を聞きます

    がん患者のための食事にファイトケミカルを研究されている先生もいらっしゃるようです



    こちらのHPでも紹介されています

    患者さんにとっての理想の食生活について研究している高橋さんは、
    このファイトケミカル摂取を中心とした「がんに打ち勝つ食養生」として
    7つの食習慣の実践を提言している。


    (1) ファイトケミカルを摂取する。

    (2) 糖の摂取を控えてインシュリンを抑える

    (3) ビタミン類、とくにビタミンA、B2、B6、C、Eを積極的に摂取する

    (4) 水分を十分に摂って、デトリックス(解毒)機能を高める

    (5) 活性酸素の発生を高める鉄分を摂りすぎない

    (6) 塩分は控えめに

    (7) 暴飲暴食、化学薬品を避ける



    ファイトケミカルスープの作り方

    キャベツ、タマネギ、ニンジン、カボチャ:各100グラム

    ブツ切りにし、1リットルの水を加えて煮立てる(できればホーロー製の鍋を使用する)。
    1度沸騰させた後、さらに中火で30分、加熱すればほのかな甘みが心地よい
    さわやかスープのできあがり(スープに味付けはしない)。
    冷やして飲むと口に入れたときの清涼感は格別で、1回冷凍させたあと戻して飲むとコクが増し、
    さらにおいしく飲めるとか。

    ちなみに4種類の野菜はそのまま食べてもいいし、みそ汁などの具として利用してもいい。

    私は、かぼちゃを多めにして少し甘めに作りました
    そして、夏場は冷やしてミキサーにかけて飲んでました
    冬場はスープにもできるし、味噌汁にもポタージュもできます

    これは美味しいので、ぜひ試してくださいね

    がんサポート・ファイトケミカル:http://www.gsic.jp/meal/ml_05/index.html  
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  • 2010年12月04日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)食事

    ちょっといい話

    がん友さんからメールが来ました

    採血の時に看護師さんに『婦人科の病気の方は力強いわよー。家庭を支えなくちゃいけないとか無理しながら頑張ってるのかと思うわ…。時々は泣いていいのよ。』と言われて、採血してもらいながらポロポロないてしまったのって書かれていました

    本当にそうだと思います

    私の友人たちは、家族がいて子供がいて家事をしながら仕事をしている人が沢山います
    そして、闘病しているんです
    どんな人でもそうかも知れませんが、がんばっているのが当たりまえのように言われる事も多いです

    痛みがあって「痛いんです」と言っても医師から「そんな事はないはずなんだけど」とか
    「しばらくしたら慣れてくるよ」と言われたりする事もあります

    先生がそんな事をしたら「セクハラ」と言われるから駄目。と言われてしまうかも知れないけど
    「がんばってますね」って言って頭をなでて欲しい時もあります

    患者はみんな頑張っています

    「がんばって」は、実は励ましの言葉ではありません

    むしろ患者を追い詰めているような気持ちにさせているところもあります
    「がんばってる」人に「がんばって」って言わないで・・・  
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  • 2010年12月03日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)その他

    『私、死なないがんなの』

    『私、死なないがんなの』

    私が入院している時に、前のベットの抗がん剤治療の方がそう言われました

    驚いたというか、その意味がわからなかった私は、まさに「ポカ~~ン」って感じでした
    なんだろう?なんでだろう?って思いました
    そしたら、その方が「私、卵巣がんなんだけど再発しても抗がん剤を使える限り死なないのよ」って
    言われました。

    私が放射線治療を受けているのを知って「玉川温泉に行ってみたら?」と言ってくれました
    「私は放射線の効かないがんだけど、あなたなら行ってみたら?」って色んな話をしてくれました
    すごく綺麗な方でした
    いつも思うのは、がんになる人って美人が多いような気がするな~~なんて勝手に思ってました
    私の前のベットの方は、不思議と卵巣がんの方でした
    みんな綺麗な人が多い。そして、若い方がとても多い・・・
    みなさん、中学生や高校生のお子さんがいらっしゃる方が多かったです

    その時にある患者さんが「東京の三鷹といえばワクチン認可をしてくれた人?」って言われました
    「ただの患者ですよ」って言って、退院してから調べて知ったのはスマイリーという卵巣がんの
    患者会の方がドキシルというワクチンを認可させたという事でした

    そして私は「死なないがん」の理由を知りました
    日本にはドラッグラグという問題があります
    日本とワクチン先進国の間には20年の開きがあると言われています
    ワクチン問題を抱えているのは、日本と北朝鮮と言われているくらい遅れています
    そんな中患者は効くかもしれない抗がん剤があっても使えなくて亡くなっているんです

    私が話を聞いた方は、毎年再発されているそうです
    でも、医師から「今は抗がん剤のいいのがあるから、大丈夫」と言われたそうです
    すごく不思議だったのは、とても大変なはずなのに、その方はとても前向きというか
    きちんと病気と向き合っていました
    それを「なんで?」って私が聞いたら「私、それを聞いたのがN先生からだったの」って言われました
    その医師は、私と同じ主治医でした
    その医師からそれを告げられた時に、すごくショックだったけど頑張ろうって思ったと教えてくれました
    すごい事だなって思いました
    とても大変なはずなのに、そう言えるなんていいなって・・・

    彼女は1本16万円という抗がん剤を6回使うことになっていました
    でも、前々回の時に外来の医師から「抗がん剤はお金にならないから通院にしてくれ」と言われたそうです
    それで通院で抗がん剤を受けたけれど、副作用がひどくてお願いして入院したそうです
    患者にとって1本16万円もする抗がん剤は、恐ろしく高額なものだと思います
    それでも病院は「お金にならないから」なんて言うんだって驚きました

    彼女は「16万円を6回やって、PETを前・中・後の3回やったら100万円よ!」って言っていました
    しかも「プラチナ系だから、大変なの」って言うのを聞いて、
    私が「えええ、プラチナってあの指輪なんかのプラチナ?それはすごい指輪買えるね」って言って
    「ダイヤモンドのすんごいのがついてるのじゃないとやだよね」って
    「ごっつい光るとかしてもらわないと!」って言ったら「そうよね」って二人で爆笑してました

    どんな時でも笑っていたし、前向きな彼女は私にとってとっても素敵な先輩患者さんでした

    だからこそ、彼女には生きていて欲しいと思います
    まだ、中学生や高校生のお子さんのためにも、生きていて欲しいって思います

    今、患者会の方々が色々な運動をされています
    認可されたワクチンも沢山あります。でも、まだまだ認可を待って人がいます

    日本の中でワクチンがないなんて事で亡くなって欲しくはないって思います

    卵巣がん患者会・スマイリー:http://ransougan.e-ryouiku.net/index.html  
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  • 2010年12月02日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ドラッグラグ

    なぜがんになるの?

    先日、インターネットのトップページで『感染するがん』と書かれていて
    クリックしてみたら「子宮頚がん」でした

    私のように「なんだろう?」って思うのを狙ったのかも知れません
    でも、あまりの知識のなさに悲しくなってしまいました
    子宮頚がんは「感染するがん」なのですか?
    確かにヒトパピローマウイルスは感染します
    でも、それに感染した人全てががんになる訳ではありません
    なぜ、そのような見出しをつけなくてはいけないのでしょうか?

    がんに対する正確な知識もない人が見たら「がんって感染するんだ」という事になります
    そう言われた事があるという患者さんの話を聞いた事があります
    クリックしてきちんと読めば、違うんだってわかるけれど、ただクリックしてみた
    ただ気になってみてみた。という人がいたら・・・
    このトップページを作った人の意図が知りたくなりました



    がんは遺伝子の病気です。遺伝子はヒトが有する約60兆個の細胞のそれぞれの中になる設計図です
    その中で発ガンにかかわる遺伝子は「がん遺伝子」と「がん抑制遺伝子」があります
    これらは正常細胞の増殖を促したり調整したりするアクセルとブレーキの関係を持つ遺伝子です
    ところが、これらの遺伝子がさまざまな要因で傷つくと(変異)細胞のがん化を許してしまうのです
    発ガンに関連する複数の遺伝子が段階的に変化することで、がん細胞が発生するとする学説を
    「多段階発ガン説」といいます

    ただし、遺伝子が傷ついたからといって細胞はすぐにがん化する訳ではなく、体の中では常に
    「修理専門」の遺伝子が傷ついた遺伝子を直したり、がん化した細胞を排除したりしています
    ところがこれを繰り返すうちに、ある時期から修理・排除しきれなくなり、一気にがん細胞は
    分裂・増殖をはじめ、その固まり(腫瘍)が検査で発見される大きさにまで育ってしまうのです
    最初にがん細胞ができてから「がん」と診断できるレベルの大きさに育つまで通常10年~20年
    かかるといわれています

    遺伝子を傷つける原因には、発ガン物質やウイルスなど外的要因と発ガン物質に対する感受性などの
    内的要因が関係しています

    私たちは呼吸をしたり、食物を摂取したりして、さまざまな物質をからだの中に取り込んでいます。
    その中には、なんらかの発ガンにつながる可能性があります
    例えば、たばこ・食品添加物・保存食品・加工食品・汚染された空気などは発ガンにつながる可能性が
    あるといわれています

    発ガンに関する感受性とは、がんのなりやすさの強弱といえるもので、どの臓器のがんになるか
    どんなものに反応するかは人それぞれ。
    同じような環境にさらされていても、がんになる人、ならない人がいます。

    ウイルスとがんが関連している場合もあります。B型・C型のウイルス性肝炎に感染すると
    肝細胞のがんのリスクがあります
    またヒトパピローマウイルス(HPV)に感染すると子宮頚がんのリスクが増えます

    でも、感染=がんではありません。くれぐれもそれを忘れないでください

    がん情報サービス:http://ganjoho.ncc.go.jp/public/index.html  
    タグ :がん
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  • 2010年12月01日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)ニュース・・・がん