スポンサーリンク
9つの性格 エニアグラムで見つかる本当の自分と最良の人間関係

9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係
「すべての人は、9つのタイプに分けることができる」
世界各国で科学的に検証され、日米の一流企業で人事研修にも採用されている、神秘の人間学“エニアグラム”。タイプを分ける20の質問に答えれば、あなたがどのタイプかがわかる。
自分のタイプを知り、こだわりや恐れから解放されれば、自らの能力と個性を最大限に生かすことができる。さらに、相手のタイプを知り、長所と短所を見極めれば、その人に合った対応の仕方がわかり、良好な人間関係も築ける。まさに、新しい生き方を実現するための“人生の地図”といえる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
タイプ別の性格は、こんな感じです
(1)完全でありたい人
(2)人の助けになりたい人
(3)成功を追い求める人
(4)特別な存在であろうとする人
(5)知識を得て観察する人
(6)安全を求め慎重に行動する人
(7)楽しさを求め行動する人
(8)強さを求め自己主張する人
(9)調和と平和を願う人
この本にはタイプ別のクライアントの人生が書かれています
エニアグラムに出会う前と出会った後のその人の対処の仕方など実践的に書いてあるので、とてもわかりやすいと思います
でも、私が一番気になったのは『阪神大震災』の時に、ホテルの部屋で地震を体験した人に聞き取り調査をしているのが書かれてあるところでした
タイプ別の対処方法がとてもわかりやすく、人は非常時に思いもがけない行動をするのだと思いました
その根本的なものが『性格』なのだと思います
私もそうですが「なぜ、あの時、自分はああいう風にしたのだろう?」と思うことが沢山あります
私は3・11の時に仙台駅で、地震を感じて、とっさに見ず知らずの男の人(学生さんかな?)に声を掛けて一緒に逃げたりするところなんかも「私らしい」と思った
震度7で「避難所に行こう」と決めたことも、隣で泣いている見ず知らずのおばさんを「一緒にいてあげなきゃ」と思ったことも、やっぱり私の持っている性格なのかな?と思ったし・・・
そして、避難所の中でも色々な人に声を掛けて「どこから来ましたか?」「地震の時には何をしていました?」と聞いていました
避難所の中では情報が錯綜していたけれどデマが流れた時にも「そんなのは信じないでいいから」と言ったりと大学受験の子たちや被災地の子たちと話をしたりと、振り返れば、とっさの時の私の行動は「思いのほか冷静」だったように思います
タイプ7の楽天的な私ではあるけれど、病気をしてからタイプ5の慎重な面を持たなくてはと考えてきたのもあるのかな?と思ったりします
そして何よりも「今ある命を大切にしなきゃ」というのを、ずっと考えていました
エニアグラムを知ることは、自分を知ることだと思います
自分を知ることで「よい面」と「悪い面」を冷静に判断していけば、よりよい人間関係ができるのかな?と思います