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気づきのセラピー~はじめてのゲシュタルト療法~



気づきのセラピー はじめてのゲシュタルト療法
百武正嗣著

あっ、そうなのか!!「いま─ここ」の自分に気づくことで、精神と身体が統合されるホリスティックセラピー。現代の心理療法の源流とも言えるパールズのゲシュタルト療法について、さまざまなアプローチやセッションの具体例などを中心に解説した、ゲシュタルト療法の実践的入門書。

http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-36052-1/

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心理学というとユングやフロイトといった「過去の自分」に対するケアに重点が置かれている気がします

でも、私が思うのは「そんなのは、あって当たり前」だと思う
全ての人が「愛された記憶」があるとは思えないし、ずっとずっと幸せな記憶しかない人なんていないと思います。ただ、それをどう受け止めるかは大人になった自分が決めることで、過去に囚われて生きていきたくないと思っています。そして本当は「愛されていた」のに、それに気がついていない人もいるように思います

そういう意味でも「ポジティブ心理学」のように、自分の考え方をマイナスからゼロにするのではなく、ゼロからプラスに考え方を持っていくというところがいいと思いました


ゲシュタルト療法のなかで一番大切なのは「いま-ここ」という考え方。

自分はいま、ここで生きているのだから・・・

どんな過去であっても、今の私はちゃんと生きていて、今ここでの自分と対話していくことで自分の問題と向き合っていくというものです

自分の心の声を聞くという作業は、つらいこともあると思うけれど達成された時の感動は計り知れないものなのかなと思います

私は「関根勤さんばりの妄想女」なので、よく妄想をしています

先日、私が考えた「旦那に似た人と話してみる」というのも「あっ、いいこと思いついた」(自分はそう思っている)とひらめいたからです

他にも人に言うと「なんで~~~」と言われるような事が沢山あると思います

よくカウンセリングを受けた人がいうのが「全然、役に立たなかった」という話でした
中には、何度の何度も受けたけれどダメだった人もいるけれど、1回か2回で「ダメよ」と結論を出して違和感があるままで「誰かのせい」にしている人を見ると「それって、カウンセリングではなくって自分自身の問題じゃないの?」と思う

私も旦那との問題で1回だけカウンセリングを受けました
でも、私は「ここは自分が来る場所ではない」と思って、自分なりの結論を出して歩きだしました
それに気づかせてくれたのは、やはりよかったと思っています
どんな方法もパーフェクトではないと思います

一生懸命に話を聞いてくれるカウンセリングがいいって思う人もいると思います
うつ病の人には、認知行動療法が合っているという先生もいるし色々だなって

大切なのは「自分にあった方法を見つけること」だと思いました

そしてマイナス思考にならないようにする事。

それが一番かな。

本の中で、ゲシュタルト療法のテクニックなども書かれていました
私は自然と行っているものもあったけれど、一人でもできるし決して暗くはならないところがいいと思います

でも、できればグループなど達成感や共感などが起きる現場のほうが向いている気がします

聞きなれない名前だけれど、今の心理学って気がします

心理学の先生が「心理学を学んだからといっても、それが終わりではなく何度も何度も『学び』と『実践』を繰り返すことが大切」と言われていました
そして先生が「この年になって思うのは、やっぱり人に期待をしないという気持ちを持つというのも大切だと思う。所詮、人を変えることはできないんだよ」と言われました
だから「自分を変えないと」って・・・

何となくわかるかな。

ゲシュタルト療法とは:
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/soyama/gakusyuukai/siryou/01-9-2gesyutaruto.htm  
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  • 2012年04月29日 Posted by すもも at 00:00読んだ本・・・心理学