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Posted by たまりば運営事務局 at

差別とハンセン病 「柊の垣根」は今も



差別とハンセン病 「柊の垣根」は今も

<訃報>曽我野一美さん=元ハンセン病訴訟原告団代表

曽我野一美さん(そがの・かずみ=元ハンセン病違憲国家賠償訴訟全国原告団協議会長)が、急性肺炎のため死去。

高知県中村市(現四万十市)出身で、1947年に国立ハンセン病療養所の大島青松園に入所。83~91年と04~06年の2度、全国ハンセン病療養所入所者協議会長を務めた。全国の療養所を巡って意見をまとめ、「らい予防法」廃止(96年)の要望書を旧厚生省に提出するなど運動をリードした。国による強制隔離政策を違憲と主張して熊本、東京、岡山各地裁で争った国家賠償訴訟では原告団代表として闘い、01年には坂口力厚労相(当時)と和解の基本合意書を交わし、その後もハンセン病問題の啓発活動に尽力した。
  
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  • 2012年11月24日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか



    「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか―弁護士が教える論理的な話し方の技術

      
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  • 2012年11月22日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    レジデント初期研修用資料 内科診療ヒントブック



    レジデント初期研修用資料 内科診療ヒントブック

    内容紹介

    詳細
    第1章 はじめに
    第2章 頭頚部の問題
    第3章 呼吸器系の問題
    第4章 循環器系の問題
    第5章 消化器系の問題
    第6章 検査データの異常
    第7章 四肢の問題
    第8章 全身の問題

    臨床経験が浅い研修医には、教科書どおりの検査結果が得られない場合など、次に何をすべきか分からない状況に遭遇することも多い。そうした「わからない」状況に陥った研修医向けに、患者を治癒に導くために必要な「こうすれば何とかなる」やりかたを提供する書籍。
    症状を見て、積極的な絞り込みをかけるやり方を知識として集約する。経験豊富な医師であればとっさにできる判断や手順をチャート化し、誰にでも名医と同様な対応ができるようにする。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    今朝、友達からメールがきて『お腹が痛いから、今日の授業は休みます』と書いていました

    彼女とは、土曜日にも会ったけれど、その時に今日の授業(カラーセラピー)を楽しみにしていたので、これはよっぽどのことなんだろうと思った。女性なら「お腹が痛い」というと色んな事が考えられます

    それでふと、この本の存在を思い出しました


    退院してから、お腹が痛い・頭が痛い・肩が凝る・・・。

    そんなことまで『再発?』と考える自分がいました
    今までだってそんな日はあったのに、病気になったことで悩まなくてはいけないのが嫌になった

    そんな時にネットで見つけたのがこの本でした

    痛みや症例にあわせて病名を見ていくことができるので『最悪な事』を考えなくて済むようになりました

    私は医師でも医療関係者でもないから、決断を下すことはできないけれど
    無駄な心配が減ったというのは、大きな成果だった気がします

    そんなに細かくは書いてないので、家庭の医学の簡単版。って感じですが今は、名医と言われている先生もこういうのから始まったんだって思うと、ちょっと面白いなって思いましたyotsuba

    こちらから本文が読めます:http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4274068005.html
      
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  • 2012年11月19日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    ドキュメント 自殺



    ドキュメント 自殺

    プロローグ 「事実」から「真実」、そして「処方箋」へ
    第1章
    「自殺の最前線」ではいま何が起きているのか(十年で「中核市一市分の人口」が自殺で消えていく衝撃 わずか四十五分の騒動で忘れ去られた「首吊り死体」 ほか)

    第2章
    「いのちの電話」の現場から見えてきた真実(静謐と緊迫と―「心の救急救命センター」を支配する空気 電話がつながらない―「自殺志向者五万人」は氷山の一角 ほか)

    第3章
    自殺者の行動と言葉から浮かび上がる「心の闇」(「社会の絆が疎であればあるほど自殺率は上昇する」という真実 母子心中―「児童虐待」と「第一級殺人」に問われた母親 ほか)

    第4章
    「自殺を企図する心理」と「踏みとどまる心理」(ついに発見された「自殺の背後に鬱病(鬱状態)あり」の大真理 自殺者のほぼ一〇〇%が「精神疾患」に陥っていたという衝撃 ほか)

    第5章
    自分や家庭や周囲の「自殺」にどう向き合うか(自殺の危険因子(1)―自殺未遂は高確率で繰り返される
    自殺の危険因子(2)―五十歳代を襲う魔の「コホート効果」 ほか)エピローグ 「精神疾患」のタブーから目をそらすな

    [要旨]
    最新の自殺現場で起きている知られざる実態から処方箋まで日本いのちの電話連盟と精神科医・渕野耕三先生の全面協力を得て今、あきらかになる書き下ろしドキュメント。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    図書館でこの本を見つけた時に「ええ?」と思ったのが表紙に書かれている『年間の自殺者・3万人の時代とは、たった1年で1つの都市の全ての住民が消えることだ。』という言葉でした

    確かに3万人ってすごい人数だと思います

    本の中で自殺する原因として自殺する人のほとんどが亡くなる前に「うつ病」もしくは「うつ症状」になっているそうです。「自殺の背後に鬱病(鬱症状)あり」だそうです

    「がん患者」もしくは「がん体験者」と自殺って違うんじゃない?って思う人もいるかも知れません
    イメージとして「せっかく治療して生きられたんだから、自殺反対論者なんでしょ」って

    でも、果たしてそうなのかな?って思う

    告知された時に、色んな事を考えました。当然だけれど「もう、子どもは産めないんだ」ということに「いつまで生きられるんだろう」とか。その時にふと感じたのは「これで15年付き合った彼との関係も決着がつくのかな?」というのと「親との関係も良くなるのかな?」という事でした

    結果として、彼とも親とも決着がついたけれど、どちらも私が望んでいた結果ではありませんでした

    あ~~あ、と思った

    いつも何かある時にはプラスをイメージする私と、最悪な事を告げる親。
    ただ、それにも慣れっこになってしまった私としては「今までだって、何1つ自分の願いを叶えてくれなかった親が、たとえがんになったからといって末期でもない限り変わる訳ないわな」って思った

    時間の限りがある「末期がん」と、後遺症を抱えながらの「がん患者」とは違う気がします

    命を助けてもらっているのに、自殺なんて主治医が聞いたら怒られそうだけれど、私は自殺する人の気持ちってわからなくはないなって思います

    私のように自分が世帯主の場合、結婚もしていなければ子どももいないし、貯金も前の治療で使ってしまったような状態で仕事ができなくなったらどうしようって思います

    がんは治療によっては高額なものもあるし、継続的に高額な薬を服用しなくてはいけないような場合は、薬代が払えずに亡くなってしまう「静かなる自殺」といわれるものもあります。

    がんはお金がかかります。

    どんなに高額医療費控除があるといっても、やっぱり治療をしながら払うって限度があります
    それに、元気でないと働いて払うのって大変です

    以前、奥さんをがんで亡くした方から聞いた話ですが、奥さんと同室の若いお母さんが末期がんの告知を受けたそうです。彼女は、離婚して幼い子ども2人を抱えて働いていたそうです
    彼女は医師に「ここで寝ていても、お金がかかるだけだしそれなら子どもの側にいたいし、やりたいことがあるから」と言って退院して行ったそうです

    その後、彼女がどうなったのかはわかりません

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    がん患者、もう1つの闘い。お金が続かなければ……
    患者さんにとっては、命綱の薬。だけど、服用を中止する患者さんが続出
    高額な治療費が招く“静かな自殺”にストップを!!
    がんサポート:http://www.gsic.jp/for/fr_02/sam/01.html

    WHOによる自殺予防の手引き:http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/link/tebiki.html
      
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  • 2012年10月30日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    はじめての中医アロマセラピー



    はじめての中医アロマセラピー

    「このところちょっと肌の調子がおかしい」「いつもと違って何だか具合が悪い」そんなとき、すぐに薬や病院に頼らずに、自分の手で症状を改善することができたら。“中医アロマセラピー”は、漢方とアロマセラピーを融合した新しい予防医学。今のあなたの体質や症状に合ったアロマオイルを選び、本当にふさわしいトリートメント法を導き出します。植物の力で、自然な自分を取り戻しましょう。

    1:アロマセラピーのオイルトリートメント
    (アロマセラピーのおさらい/精油(エッセンシャルオイル)について・基材について ほか)

    2:中医学で体質を見極める
    (予防医学の考え方を理解しましょう/中医学はバランス医学-陰陽学説と「気」「血」「水」 ほか)

    3:五行でアロマオイルを選ぶ
    (五行でみる体と心(こころ)-五行学説と五臓六腑弁証/どちらも天然100%精油の選び方は生薬と同じです)

    4:五行体質タイプ別トリートメント(肝タイプ/心タイプ ほか)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    秋になったから、久しぶりにバスソルトを作ろうっとと思って少し前に買った、この本を読みました

    今週は下痢をしない日が1日もないくらいに体調が悪くて、ぐっすりとお風呂に入る暇もなく
    気がつくと寝ていたのが、夜中にお腹の痛みで起きてそのまま3時間もトイレと往復・・・ばっかり

    そんな時は「湯たぽん」でお腹を温めて、水分をとって下痢止めと痛み止めを飲んでます

    最近は「お天気」と「脂肪分」という私の下痢の2大要素を見つけたけれど・・・

    それだけではないものもあるのかな?って思うこともあります

    「西洋医学だけじゃなくてツボとかアロマも気になる」という人には、おすすめの1冊です

    本の中で「五行別体質タイプ別チェックシート」というのがついてあって
    自分の体質を知るきっかけになると思います(私のは変則的なので、まだ不明です)

    また、タイプ別の対処方法も書かれているので参考になりますface02

    池田書店:
    http://www.ikedashoten.co.jp/book-details.php?isbn=978-4-262-16481-6  
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  • 2012年10月21日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    いのちに寄り添って 臓器移植の現場から



    いのちに寄り添って 臓器移植の現場から

    「最後のとき、家族は何を想い、決断するのか」
    “絶望"の中で生まれる、新しい“希望の物語"

    「臓器移植の現場」を見つめ、支えつづける著者が、
    優しさにあふれる文章で贈る医療エッセイ。

    ドナー(臓器提供者)とその家族の想い、レシピエント(患者)の想い……。
    心のこもった言葉が私たちの胸を打つ全21篇。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    子宮を失ったときに「誰か私に子宮をくれないかな?」って思った
    そして私の卵子でよかったら「あげてもいいよ」って思った

    不思議な感覚だなって思った
    子宮を欲しいと思う気持ちと、卵子をあげたいという気持ち・・・
    でも、どちらも叶わない願いなんだなって思った

    先日、親からの子宮移植のニュースを読みました

    ・・・・・スウェーデンのイエーテボリ大学は、世界で初めて母親から娘への子宮移植を実施したと発表した。手術は同大のサルグレンスカ病院で30歳代の女性2人に対して行われた。女性の1人は数年前に子宮頸(けい)がんの手術で子宮を摘出しており、もう1人は生まれつき子宮がなかったという。・・・・・

    詳しくはこちらから:http://www.cnn.co.jp/world/35021988.html

    そんな事ができるんだなって思った。でも母から子宮をもらってまで
    私は子どもを産みたいと思っているのかな?って思った
    生体移植というのは、あげる側のリスクも大きいと思います
    もしかしたら母の命と引き換えに・・・ということもあるかもしれないし・・・
    そして、自分自身がどれくらい生きていられるかもわからないのにって思います

    臓器移植になんの問題もないかと言えば、そうではないと思います
    せっかく移植を受けても、その臓器が元気に動き続けてくれるとは限りません
    また、拒絶反応を起こす場合もあります

    本当は医学で治せるようになったほうがいいのかな。と思う私でした

    (社)日本臓器移植ネットワーク:http://www.jotnw.or.jp/jotnw/about.html

    NPO法人日本移植者協議会:http://www.jtr.ne.jp/isyokutoha/isyoku.html

      
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  • 2012年10月17日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    加齢臭読本



    加齢臭読本 いくつになっても、におわない人の習慣

    男のニオイに関して、口臭、ワキ臭、汗臭さ…等をまとめた本はあるが、「加齢臭」に絞った本は本書が初めて。加齢臭は、汗臭さとは明らかに違う中高年特有のニオイだが、家族の使っているセッケンやシャンプーで漫然と体を洗っても、加齢臭は消えない。「セッケンをどう選ぶか」「体のどこを洗うか」「食事や生活習慣、洗濯はどうすべきか」といったポイントを押さえないとダメなわけだ。本書では、自身も加齢臭に悩み、それを見事克服した著者が、ライオン、資生堂、ペリカン石鹸などメーカー各社への取材をふまえて「最新の加齢臭を消す技術」を紹介。夫やカレへの贈り物として女性にもお求めいただきたい一冊。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    今年の夏、私の身に恐ろしいことが起きた・・・icon_maro06

    ある日、いつものようにお風呂に入ろうと服を脱いでいたら
    「なんか、臭い!」って思った
    いつもの事なのに、なんかいつもの匂いじゃない臭いがした
    匂いではなくって、臭いって感じの変な臭い・・・

    「これって、加齢臭?」って思って、きゃーーーーーとうとう、そんな事が!!って思った

    いつも以上に念入りに洗って、お風呂を出たけれど
    やっぱり次の日も同じような「臭い」がした・・・face07

    例えるなら「おっさん臭・・・」おばさんならともかく、おっさんの臭いは嫌や~~~icon_maro06

    で、仲のいい友達に「やばい、おっさんの臭いがする~~」ってメールした

    アレルギー持ちでデオドラント系がかぶれる私は、対策としてアロマの本で見たアルコールとペパーミントをスプレーに入れたものと洗浄綿を持ち歩いて、こまめに汗をふき取るくらいしかできないなって思ったんだけど、ネットで見つけた情報の「柿渋せっけん」を買ってみることにした

    LOFTで何個かある「柿渋せっけん」を、1つずつ手にとって「う~~ん、う~~ん」って
    匂いを嗅いで悩んでいる私って・・・と思ったけれど、値段もまちまちで安いものなら200円代から
    一番高いものは2000円代まであるのを見て、ますます悩んでました

    結局、私にとって一番「いい匂い」がするものと、値段が1000円弱(700円)で
    真ん中あたりのものを買ってみました

    使い心地は思ったよりも、あわ立ちもよく肌理も細かい泡で、匂いも柑橘系なので
    お風呂上りもすっきりとした気分がしました

    これって「加齢臭対策」じゃなくても、充分いけるんと違うやろかと大満足face02

    その後、不思議な事にあんまり臭いを感じなくなって、友達に「最近、臭いがしなくなったんよね。これって石鹸のせいかと思ったんやけど、石鹸を使い忘れてもあんまり感じなくなった」と電話で話してました。すると友達が「すもも、きっとそれってストレスだったんじゃない?」って言うので「えっ?ストレスでも臭うの?」ってびっくり。友達が言うには、私が「臭いかも」って思い出した時期って、会社のお隣の彼女との関係が最悪な時で、彼女が辞めたと言ったあたりから臭いも感じなくなったから、きっとそうなんじゃないのかな?って事でした。

    たしかに不思議だったのが「なんか臭いな」って思うのが必ず右ワキ側で、左ワキはあまり臭わなかった。臭うと思っていた右が彼女側でした

    そして、友達が言うように彼女が会社を辞めてから(8月の半ば)あまり臭わなくなった
    柿渋せっけんの効果は、もちろんあったと思うけれどストレスの元がなくなったというのが
    私の臭いの一番大きな原因だったような気がします

    本の中でも「加齢臭」の原因の1つにストレスが書いてました
    他にも食生活もあるようです

    ストレスってほんとに、色んなものを引き起こすんだなってあらためて感じた出来事でした

    そして自分の匂いは脳がシャットアウトするらしくて、なかなか本人は気づかないそうです
    なので「臭いよ」って言ってくれる相手を見つけておくというのが大切だそうです

    柿渋せっけんは、いい匂いなのでこれからも使っていくつもりですface02
      
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  • 2012年10月14日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    電車の中で化粧する女たち―コスメフリークという「オタク」



    電車の中で化粧する女たち―コスメフリークという「オタク」

    なぜ、女性たちは電車の中で化粧をするようになったのか。それは単にウチ・ソトの区別がなくなったからではない。化粧そのものが変わったのだ。身だしなみというプライベートなものから自己表現というパブリックなものへと。
    今や化粧は、自己表現であり、立派な趣味の一領域であり、教養ですらある。「化粧が上手いですね」は褒め言葉であり、意のままに外見を操れる女性はインテリジェンスならぬ、「ビューテリジェンス」の持ち主として賞賛される。そして、「コスメフリーク」と呼ばれる彼女たちの化粧への熱中ぶりは、まるでアニメやマンガに対するオタクのそれを思わせる。何しろコスメフリークは私というフィギュアに「萌える」のだから。

    電車男と電車内化粧女。オタクとコスメフリーク。それは、一見正反対の存在に見えても、九〇年代の日本社会が生み出した表裏一体の文化現象なのである。

    「萌え」をキーワードに現代化粧文化の核心に鋭く迫る、目からウロコの快作。

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    電車の中で化粧をしている人を初めて見たのは、今から25年以上も前でした

    姫路から三ノ宮まで新快速で学校に通っている時に、私よりも少し年上に見える人が
    最初はすっぴんなんだけれど、電車を降りる時には「ばっちりメイク顔」になっていました

    学生だった私は、ほとんど化粧っけなんてなくて、せいぜい乾燥防止のリップくらいだったから
    揺れる電車の中で器用にビューラーやマスカラ、アイラインまで完璧にこなしている
    お姉さんのメイクを「こんな事をするんだ」って興味津々で見ていました

    あの時代、電車の中でメイクするなんて考えられなかったけれど、
    今では高校生の女の子の側にいっても香水のいい匂いがするようになりました

    本の中で、中村うさぎさんの整形について書かれていたのですが、私が一番納得した言葉でした

    ・・・・・・彼女は男に愛されるために整形したのではない。自分を愛するため、自分が自分に満足するために整形したのである。他人が受け入れても、私が私を受け入れなければ意味がない。化粧中毒は自分中毒でもある・・・・本文より

    最近、思ったことだったのですが、明らかに「美人」と呼ばれる部類に入る人なのに「自分の顔を好きじゃない人」がいて、なんで??って思いました。そして、他の人にとって「綺麗な顔」であっても「自分が好きな顔」でないと自分を愛せない人がいるということでした。

    そして、ガングロ化粧の子から、人から何を言われても自分の評価が絶対で、自分が望む美人顔を手に入れる。そういう人が増えてきたそうです

    「自分が望む顔」を求めて化粧する女性と「男に愛される顔」をして婚活をする女性。

    なんか、面白いなって思いました
      
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  • 2012年08月25日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    新装版 画文集 炭鉱に生きる 地の底の人生記録



    新装版 画文集 炭鉱に生きる 地の底の人生記録

    【著者紹介】
    山本作兵衛(やまもと・さくべえ)
    明治25年(1892年)福岡県嘉穂郡笠松村鶴三緒(現飯塚市)生まれ。7歳から炭鉱に入り、父の仕事を手伝う。以来50余年、筑豊地方の炭鉱で働き続けてきた。
    昭和33年(1958年)、「炭鉱の姿を記録して孫たちに残しておこう」と絵筆を握り、明治・大正・昭和の炭鉱の姿を描き始めた。昭和59年(1984年)、老衰により逝去。今年5月、585点の絵画や6点の日記などが、ユネスコが認定する「世界記憶遺産」に国内から初めて登録された。

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    ヨイトマケの唄
    【作詞・作曲】丸山明宏

    父ちゃんのためなら エンヤコラ
    母ちゃんのためなら エンヤコラ
    もひとつおまけに  エンヤコラ

    1.今も聞こえる ヨイトマケの唄
      今も聞こえる あの子守唄
      工事現場の昼休み
      たばこふかして 目を閉じりゃ
      聞こえてくるよ あの唄が
      働く土方の あの唄が
      貧しい土方の あの唄が

    2.子供の頃に小学校で
      ヨイトマケの子供 きたない子供と
      いじめぬかれて はやされて
      くやし涙に暮れながら
      泣いて帰った道すがら
      母ちゃんの働くとこを見た
      母ちゃんの働くとこを見た

    3.姉さんかぶりで 泥にまみれて
      日にやけながら 汗を流して
      男に混じって ツナを引き
      天に向かって 声をあげて
      力の限り 唄ってた
      母ちゃんの働くとこを見た
      母ちゃんの働くとこを見た

    4.なぐさめてもらおう 抱いてもらおうと
      息をはずませ 帰ってはきたが
      母ちゃんの姿 見たときに
      泣いた涙も忘れ果て
      帰って行ったよ 学校へ
      勉強するよと言いながら
      勉強するよと言いながら

    5.あれから何年経ったことだろう
      高校も出たし大学も出た
      今じゃ機械の世の中で
      おまけに僕はエンジニア
      苦労苦労で死んでった
      母ちゃん見てくれ この姿
      母ちゃん見てくれ この姿

    6.何度か僕もぐれかけたけど
      やくざな道は踏まずに済んだ
      どんなきれいな唄よりも
      どんなきれいな声よりも
      僕を励ましなぐさめた
      母ちゃんの唄こそ 世界一
      母ちゃんの唄こそ 世界一

    今も聞こえる ヨイトマケの唄
    今も聞こえる あの子守唄
    父ちゃんのためなら エンヤコラ
    子どものためなら エンヤコラ
      
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  • 2012年08月22日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    伝え上手で、キャリア・アップ! 働く女性のハッピー法則



    伝え上手で、キャリア・アップ! 働く女性のハッピー法則

    OLのみなさん必読!
    上手な「自己主張」を身につければ、働くのがもっと楽しく、やりたいことが実現しやすくなります。
    一万二千人の相談にのってきた、人気ナンバーワン・カウンセラーが教える!〈自己主張・自己PR・自己実現〉のコツ。
    仕事はもちろん、面接、プライベート、あらゆる場面の人間関係に役立つ『アサーティブコミュニケーション』。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    気になることがあると、本を読む私ですが、そういう時は同じような本を沢山読みます

    この本を読んだきっかけは、会社のお隣の席だった彼女の不思議なくらいに攻撃的な対応について私には理解が出来なかったので「なんでだろう?」と思ったからです

    何度か彼女と話をしてみて感じたのは、私が「こうじゃないの?」というと、この人は私のことが嫌いなのかな?って思うくらいに攻撃的に反論されることでした

    といっても彼女が辞める前の2ヶ月間は話してもいないのだけれど、それでも他の人との会話でも違和感を感じる事が沢山ありました

    それは仕事を依頼された時も同じで「なんでこんなことしなきゃいけないの」と言っていて、それを隣で見ていた私はつい心の中で、それって「この優秀な私がやる仕事でもないでしょ」ってことなのかな?って思っていました

    今まで色々なところで働いていましたが、派遣の人でここまで攻撃的な人は初めてだったので「この人の気持ちは何だろう?」と思いました

    それで、色々な本を読んで最終的にたどり着いたのが「伝える事が苦手な人」だったのかな?という事でした(私なりの結論です)

    ただ、実際の彼女は「とてもよく話をする人」でした

    でも「おしゃべりな人=伝え上手」ではないとこの本に書かれていて「そうだな」って思った

    そして、いくら話をしていても攻撃的な話し方だと相手にはきちんと伝わらないと思います
    でも、伝える技術ってとっても難しいって思った

    私は少しだけれど、アサーションを勉強してみたけれど、それを受け入れてくれる人間関係の必要性も感じました

    地域によっても人間関係の深さや受け取り方は様々だと思うけれど、私は基本的には相手が嫌な気分にならないような関係がいいのかな?って思う

    仕事を断る時にも、ただ「できません」じゃなくって「今は忙しいから、いつだったらできるよ」でもいいと思うし、私の場合は大変な仕事の時は仲のいい上司なら「チョコ1つとなら手を打ちます」と言ったりします
    先日も「おまんじゅう1つで手を打つ」と言ったら、上司に「この前、あげたからあれで」と言われて「あれはもう食べたからダメ。証拠隠滅した」と言っていました。上司は「えええ~~やってよ(笑)」って言っていました

    みんなに使えるかは別ですが、それでわらってくれるような関係ならいいのかなって思います
      
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  • 2012年08月20日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    直感を磨けば何でもスイスイうまくいく!



    直感を磨けば何でもスイスイうまくいく!

    仙台の病院に行く時になぜだかわからないけれど『絶対にここじゃないと』って思った

    最初は、東京の病院でも地元のがんセンターでもいいと思った
    そのほうがきっと色々な面で楽なはずだったのに、自分の受けたい治療は仙台にしかないって思った

    なぜだかわからないけれど、他のどの病院ではなく『仙台に行かなきゃ』って
    私の「感」がそう言っていた

    実際、その時私が受けたかった治療は仙台の病院でしか受けれなかったし、よかったって思った

    治療を受け始めても色々な場面で不思議な体験がありました

    そんなこともあって、自分の「感」を信じることって大切なのかもって思った


    でも、私は「感」はあるけれど「霊感」はないそうです

    同じものなのかと思ったけれど、霊感の強い友達に「私のは霊感じゃなくって感やわ」っていうと
    「そうだね、すももは見えてないと思うよ」と言われた・・・
    それって・・・・icon_maro03

    でも、心霊体験の再現ドラマを見ると見えないほうがいいみたいって思う

    私に「見えてないみたい」と教えてくれた友達が教えてくれた話ですが。。。

    ある日、寝ようとベットに入ったら自分の部屋の床一面に「おかっぱ頭」の女性の顔があったそうです

    とっさに「これは、やばいかも」と思った友達は「南無阿弥陀仏」とお経を唱えたそうです
    そしたら、その「おかっぱ頭」の女性が「そんなんじゃきかへん」と言ったそうです

    ひょええええ~~~~~face08

    えええ~~なんで霊が関西弁なん??というつっこみはともかく、友達に「大丈夫やったん?」と
    聞くと「大丈夫、あの人綺麗なお顔だったから悪い霊じゃないと思うし」と教えてくれました
    よくない霊は、顔が綺麗じゃないそうです・・・

    でも、やっぱり怖いやん~~~icon_maro06と思った私ですが。。。
      
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  • 2012年08月17日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    いのちの日記



    いのちの日記~神の前に、神とともに、神なしに生きる~

    柳澤桂子HP:http://www.yanagisawakeiko.com/index.html



      
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  • 2012年08月16日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    墜落の夏―日航123便事故全記録



    墜落の夏―日航123便事故全記録

    1985年8月12日、日航123便ジャンボ機が32分間の迷走の果てに墜落し、急峻な山中に520名の生命が失われた。いったい何が、なぜ、と問う暇もなく、遺族をはじめとする人々は空前のできごとに否応無く翻弄されていく…。国内最大の航空機事故を細密に追い、ジャンボに象徴される現代の巨大システムの本質にまで迫る、渾身のノンフィクション。講談社ノンフィクション賞受賞。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    この事故が起きた時に私は神戸の学校に通う学生でした
    私の知り合いに犠牲者はいなかったのですが、クラスメートが「高校時代の先輩が亡くなった」と言っていました。東京の大学から神戸に帰ってくる時に犠牲になったそうです

    学校を卒業して大阪で働いていた時にも、同僚が「あの時、夏なのに大阪駅が喪服を着た人でいっぱいで真っ黒だったのよ」と教えてくれました。あの飛行機は東京(羽田)発大阪(伊丹)行でした。その方も知り合いが亡くなってお葬式のために、大阪駅を利用していたそうです

    そして何年かすぎて、御巣鷹のニュースを見ていると母が「あの女の子、今年はOO歳になったのね」と言ったことがあります。生存者の中で一番若い子の事でした

    私が「お母さん、よく覚えているね」と聞いたら「あの子、OOと同い年やったんよ」と言いました
    弟と同い年の彼女の事が心配だったと言っていましたが、その後看護婦さんになって結婚したと聞いたことがあります。私も母の言葉を聞いてから、夏がきて御巣鷹のニュースが流れると彼女の年齢を数えてしまいます

    この本は、もう何年も前に読んだ本ですが忘れられない1冊です
      
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  • 2012年08月13日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    日本人が知らない「怖いビジネス」



    日本人が知らない「怖いビジネス」

    韓国の闇市場で流通する中国産「人肉カプセル」。ナイジェリアで摘発された恐怖の「赤ちゃん工場」。イタリアの環境を破壊する「エコ・マフィア」―身の毛もよだつ「怖いビジネス」が世界各地でひそかに増殖中…。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    門倉先生って「ほんまでっか!?TV」で見かける人だよね。と思って図書館で借りてみました

    これってテレビでみた内容なのね。と思ったけれど、世界には色々なビジネスがあるんだって思った

    その中で「これって嫌だな・・・」って思ったのが、人の好きという気持ちを利用したビジネスでした

    日本や海外で、相手が自分を好きになったら、自分の国に来て欲しいと言って相手を海外に連れて行って、帰り際にスーツケースを渡して「運び屋」にするそうです
    でも、もしも空港で捕まったとしてもその時には連絡をしようとしても、もう携帯も通じなくなっているそうです。そして、捕まった女性はそのまま服役することになってしまう・・・
    これが、アジア。特に中国とかだったら命だって危ないのに・・・って思った

    冷静に考えたら「これっておかしいよね?」ということでも、人は恋愛という状態になると冷静に考えられなくなっていくんだなって思いました

    色んな犯罪はあるけど「恋愛感情」や「振り込め詐欺」の親の優しさを利用したりするのって、ほんと嫌なものですね・・・
      
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  • 2012年07月26日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    リサイクル・セッ*ス



    この本の『リサイクル・セッ*ス』というのを見て、なんてセンスのないタイトルなんだろう・・・と思った。

    内容としては元カレや男友達と体の関係だけをもつということなんだけど、もう少し女性が好みそうなタイトルはなかったのかしら?と思った。

    ただ愛情が伴わないから『復活愛』でもないし、執着もしていないから『略奪愛』にもならないけれど・・・

    でも『リサイクル』って、ちょっと複雑な気分だなと思った。
    何となく人に対して使う言葉というイメージもないし…

    本の中で、なぜそうなったのかという事と、そのことで起きるメリット・デメリットが書いてありました
    メリットは、パートナーとは得られない満足感が得られるということなのかな?
    デメリットは、病気だったり妊娠だったり・・・
    はたまた相手との関係が変化して行った時のことや、色々と書いていました

    賛否両論だろうなって思う内容だったし、特定の彼や旦那がいるっていうのはいいと思うけれど、元カレや男友達との関係を否定するだけの強さもない私でした
    そして新しい人間関係を築くのって、やっぱりパワーがいると思います
    でも、元カレってそもそも関係があった訳だから、そういう部分では自分の辛さや弱さを言えるのかなって思いました

    まあ、お互い大人なんだし、たまにはそんな時があってもいいんと違うやろか?って思う私です
    (残念ながら、そんな機会にも恵まれてないですが・・・face07

    それもダメって言われるのかな~~icon10

    http://www.heart-junction.com/books/book4.html  
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  • 2012年07月18日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    女という病



    女という病

    彼女たちは、醜く哀しい、あなたの分身。殺人、詐欺、謎の失踪……。「女の事件」の闇に迫るドキュメント!

    ツーショットダイヤルで命を落としたエリート医師の妻、我が子の局部を切断した母親、親友をバラバラにした内気な看護師……。殺した女、殺された女。際限ない欲望、ついに訪れた破滅。彼女たちは焼けるような焦りに憑かれて「本当の私」を追い求め、狂い、堕ちた。女性が主役を演じた13事件の闇に迫る圧倒的ドキュメント! 女の自意識は、それ自体、病である。これは、あなたの物語。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    犯罪ものというと、法医学だったり犯罪加害者のほうを読んでいた私ですが
    今回は、被害者からの目線で、初めての「中村うさぎ」さんの本を読んでみました

    彼女のイメージは「買い物依存症」と「片付けられない部屋」だった私ですが
    この本は、おもしろく読みました

    犯罪被害者であっても女性というだけで、事件後、言われたくもない話が出てきたりします

    その上、何でもかんでも「美人」ってつければいい。みたいなところもあるし・・・

    作家さんの目線で書かれているので、事実は別かもわかりませんが何となく彼女が書いているせいか
    「本当にそうだったかも」と思ってしまった私でした

    http://www.shinchosha.co.jp/book/134171/  
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  • 2012年07月10日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    無頼化する女たち



    無頼化する女たち

    ニッポン女子の無頼化は不可避だ!

    「負け犬」「おひとりさま」「勝間和代本」ブーム……これらはニッポン女子の無頼化現象を示す。
    勝間和代のようなサバイバル・エリートは最先端をいく究極の無頼化女子でもある。
    彼女をロールモデルとしたカツマーの出現と婚活流行(保守化)はコインの裏表だ。
    普通の幸せの値段が軒並み高騰するハッピーインフレ時代、女性は幸福のリスクマネジメントを迫られつつ
    やさぐれ、何らかの形で無頼化せざるを得ない。
    女子カルチャーの分析を通じてその構造を読み解く!

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    『無頼化』って言われてもな~~なんて思いながら読んでいました

    ちまたでも今流行の。で歴女だったり鉄子ちゃんだったりDIY女子だったりが取り上げられていますが
    それって、今じゃないくてもいたんじゃないのかな?って思う私です

    高校生の時に、吉川英治の『三国志』を家系図を書きながら読んでいた私としては
    「う~~ん、私も今流行の歴女なのかな?」って思った
    確かに歴史小説は好きだけれど、それって単に、恋愛小説みたいなのが好きではないのと
    すぐに読み終わらない小説。を探してたどり着いたのが、歴史小説だったというのが
    そもそもの始まりでした

    それでもやはり歴女なのかしら??

    最近はパソコンの配線ができる「配線女子」に何でも自分で作る「DIY女子」が流行っています
    というのを見て、そんなん1人暮らしだったら何でも自分でやるやろ~~と思った
    配線だって、棚だって自分でやらないければいけないならやるよねって
    私は、ビデオラックもパソコンの机も自分で図面を書いてホームセンターで木を切ってもらって
    自分で作っていました
    「自分のものは、自分で作る」なんて当たり前だと思ってます
    そんな私は電動ドリルを持っています
    「すごいね」と言われるけれど、これって力の弱い女性にはなくてはならないものだと思います

    お稽古の時に、50代、60代の人に聞くと、結構「だんななんて何もしないから、自分でやるわよ」という人が多いのに驚きました
    そういえば、私も彼氏に「コンセントプレートを変えて」というと「そんなの電気屋さんじゃないとできないよ」と言われて「もうええ。自分でするわ」と言って、変えたことがあります

    家に男がいても、やってくれないから自分でやるのよ!というのを聞くと、今流行のなんていうのは、案外表面に出てきた人たちで、そもそも男性がやるのが当たり前と思っていることのほうが間違いなんじゃないかなって思った私でしたicon_maro

    得意なほうがやる。でいいよねface02  
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  • 2012年07月07日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    女40代いま始める―人生のターニングポイントの過ごし方



    女40代いま始める―人生のターニングポイントの過ごし方

    40歳を過ぎていい顔になる人は、自分なりの生き方をしてきた人だ。どんな美人でも、自分の道のない人はどこかつまらない顔になる。輝きが失われるのだ。仕事でも趣味でも、ともかくやり始めよう。面白くてドキドキするような「自分の人生」を演出するのだ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    1936年生まれということは、この著者は75歳くらいという事です

    あまり本にいい・悪いとは言いたくないけれど、作家さんが『ねばならない』という考え方なのか
    読んでいて押し付けの強い感じだなって思ってしまいましたface07

    今の40代って、一番『人それぞれ』のように思います

    私の友人をとっても45歳で子育てを終えている人もいれば、真っ最中という人もいます

    子育てしている人にとっては、子どもに一番お金のかかる年齢のようにも思うし・・・
    また自分自身の健康についても、今までみたいには出来なくなっていくのでちょっと不安感があります

    読み終わった後で、何となく『もう少し楽に生きさせて』と言いたくなった本でしたicon_maro
      
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  • 2012年06月22日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)読んだ本・・・その他

    『ちいさこべ』・・・許すということ



    山本周五郎の小説で『ちいさごべ』というのがあります

    本の中で「ゆるすということはむずかしいが、もしゆるすとなったら限度はない、-ここまではゆるすが、ここから先はゆるせないということがあれば、それは初めからゆるしてはいないのだ」という言葉があります

    私はこの本を中学生の頃に読みました

    その頃、週末は叔母の家に行っていた私の読む本は、ほとんどが5つ年上の従姉妹の本でした
    お姉ちゃんの読むものはこの本もですが、三浦綾子の「氷点」や「塩狩峠」といったキリスト教っぽい本が多かった気がします

    細かな内容は覚えてないのに、この「許す」という事だけは何年経っても忘れることができません

    人は本当に相手を許すことができるのだろうか?と思いました

    叔母は30代で旦那さんを事故で亡くしました

    叔父が亡くなった日は台風が来ていて近所の家から屋根の上のアンテナを直して欲しいという電話がきました。叔父は、商店街で電気屋さんをしていました
    叔父は、私の父親に電話で「手伝って欲しい」と言ったけれど、その時、何か用事があった父親は断ったそうです。そして、叔父は1人でアンテナを直すために屋根に上りました

    叔父は、屋根に架けていたはしごから落ちて亡くなりました
    その後、その家に居た従姉妹と同い年の子供がはしごの安全装置を外したことがわかりました
    叔母は親戚と話し合って、その事を娘には内緒にして30歳を過ぎてから本当の事を話しました
    私が聞いたのも、その後でした

    叔母は娘に「憎んだり恨んだりしてはいけない」と言ったそうです
    「その子にはその子の人生があるんやから、許してあげなさい」と言ったそうです
    お姉ちゃん達は「もう、憎む気持ちもないから大丈夫」と言いました

    今、私はあの頃の叔母の年齢を超えました
    叔母はどんな気持ちでそれを選択したのだろうと思った

    私が子供の頃に叔母の家でお酒を飲むといつも父親が「すまなかった」と泣きながら叔母に頭を下げていました。理由をしらない私は「何でお父さんは謝っているんやろ?」と思っていた

    父親は「あの時自分が行っていれば、お兄さんは亡くならなくてすんだのに・・・」とずっと後悔していたそうです。でも私は、もしもあの時、屋根に上っていたのが父だったら・・・と思います

    果たして私の母は、叔母と同じ選択をしただろうか?と思う
    そして、私もお姉ちゃん達のように許すことができただろうか?と思う

    「人を許すという事」は、どんなことよりも大変な作業だと思います

    私は、傷つけた相手を本当に許す事ってできるかな・・・
      
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  • 2012年04月26日 Posted by すもも at 00:00Comments(2)読んだ本・・・その他

    小説 上杉鷹山



    灰の国はいかにして甦ったか。九州高鍋の小藩から養子に入り、十七歳で名門上杉家の藩主の座についた治憲は、自滅か藩政返上かの瀬戸際にある米沢十五万石を再建すべく、冷メシ派を登用し改革に乗り出す。藩主や藩のために領民がいるのではない、との考えのもとに人びとの心に希望の火種をうえつけてゆく…。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    そこそこの歴史好きの私ですが、実は上杉家に関わるものは読んだ事がありませんでした
    どちらかといえば、織田信長・武田信玄が好きなので、そこに書かれている上杉謙信や上杉家は知っている程度の知識でした

    そういえば、関が原で西軍についた上杉家のその後って知らなかったなと思った

    そんな私でも「なせば為る 成さねば為らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」くらいは知っていますが、この言葉を残したのが上杉鷹山だそうです

    意味は、やろうと思えば何でもできます。できないのはやろうと思わないからです。
    やろうとすることは他人のためではなく、自分のためになるのです。ということでしょうか

    「OOだからできない」という人がいますが、人並みに健康で働ければできないこともないような気がします

    最初からあきらめていたらダメなんじゃないかな・・・って思います

    でも、そんな私でも「がん患者だから・・・」と思うことが沢山あります

    だからこそ、病気でもない人が「言い訳」するのが嫌なのかもしれないですね。。。  
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  • 2012年02月17日 Posted by すもも at 00:00読んだ本・・・その他