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放射線医が語る被ばくと発がんの真実

福島第一原子力発電所の事故以降、10ヵ月以上が経つが、状況はいまだ予断を許さない。「内部被ばくは、外部被ばくの600倍危険だ」「福島の野菜は食べてはいけない」「西に逃げろ」…。様々な「専門家」たちの意見が飛び交い、私たちを不安に駆り立てる。本書の著者は、長年にわたり放射線医としてがん患者の治療に携わってきた。被ばくと発がんリスクの問題について語るに最も相応しい人物といえよう。さらに事故後、福島で行った調査や、広島・長崎、そしてチェルノブイリのデータ分析も踏まえて導いた結論は、大きな説得力をもつ。福島と日本の将来に希望が見いだせる一冊である。
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最近は、中川先生を見かけることはほとんどなくなりましたが、講演会などの印象からすると
ちょっと「放射線に対して、甘くない?」という気もしますが・・・
でも、今だに何が正しくて何が間違いなのかすらわからない報道を見ていると
東大病院の放射線科医という中川先生の言葉を信じたくなる私でした
そして、1年を過ぎた今だからこそ、冷静に読んでみる必要があるのかな?と思います