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Posted by たまりば運営事務局 at

5年生存率

昨日のブログに書いてある『5年生存率』について、私が告知されて
色々な本を読んだりしていた時にも、その言葉が出てきました

その時に告知されてから、ずっと精神的にサポートしてくれていた高校時代の友人(子宮頸がん)に「5年生存率」について聞きました

昨日の文章だとこんな風に書いています

1:生存率のデータは、たくさんのがん患者さんの平均的な数字です。
いわば確率として推測するものであり、一人ひとりの患者さんの余命を決定づける数字ではありません。

2:この生存率は、日本のデータとしては最も新しいものですが、
それでも10年以上前にがんにかかった方のデータです。

3:生存率は、何万人というがん患者さんの生と死の結果わかった数字です。

う~~~ん、わかるけれど、わかりにくって思った

友達が言ってくれたのは「私、5年後にはどうなっているんやろな?」って聞いたら、笑いながら友達が「あんな、5年生存率って『生きているか、死んでるか』のどっちかなんやで、70%だけ生きてるとかって状態はないやろ?だから、生きてるほうに入ったら100%やface02」って言ってくれました

そして私は「ほんまやな。ほな、私は100%やわface02」と答えました

たしかに「がん」って言われると「私、5年後には生きてるんやろか?」って思う
5年生存率って、そのための指標みたいなもんやと思います

でも、もし医師に聞いた時に「5年後、あなたが生きている確立はOO%です」と言われたら
嫌だなって思います

私だったら、その時に「100%のほうに入ってください」と言ってくれるような先生がいいなって思う

そのために、つらい治療を受けたり大切なものを失くすんやもん

わたしのがん友さんが、先生から「あなたのがんは150万人に1人から200万人に1人になりました」と言われたそうです(数字は違います)。最初、私が聞いた時にはよくわからなかったのですが、彼女が「それは、私と同じがんの人が亡くなったという事ですか?」と聞いたそうです

先生から「よくわかりましたね」と言われたそうです・・・

私自身は、その先生は嫌いな先生ではありませんでした

でも、その言い方はやっぱりちょっと・・・って思った

患者をものか何かと勘違いしてない??って思った
そして、その数字の向こうにいた人を忘れてない?って思う

『生存率』というのは、誰かが生きて、誰かが亡くなった上で出てきた数字です

それを見る人も、そう思ってみて欲しいと思います
  
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  • 2012年10月25日 Posted by すもも at 00:00Comments(2)がんとこころ