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「ごめん」…がれき置き場で遺体発見



 宮城県南三陸町の防災対策庁舎で津波に流され行方不明になっていた南三陸町職員、三浦亜梨沙(ありさ)さん=当時(24)=の遺体が1月に町内のがれき置き場で見つかっていたことが2月6日、分かった。DNA鑑定を終え、今月(2月)に入り無言の帰宅をした。

■遠藤未希さんと親友

 亜梨沙さんは、防災無線で町民に避難を呼び掛け続けて亡くなった南三陸町職員、遠藤未希(みき)さん=当時(24)=と高校の同級生。剣道を通じて小学生時代からの知り合いで、役場でも仲の良い親友同士だった。

 警察庁のまとめでは、大震災犠牲者の遺体発見は今年に入って2人だけ。母、悦子さん(54)は「もう遺体は戻ってこないと思っていた。『お帰り、遅くなってごめんね』と迎えてあげました」と涙を浮かべた。

 昨年3月11日。地震の後、悦子さんの携帯電話に1通のメールが届いた。「無事ですか!?6メーターの津波きます。役場流されたらごめん」。亜梨沙さんからだった。

 大事に取ってある最後のメール。「娘の人生はこれから。なんでこんなことに…」。亜梨沙さんの書いた「ごめん」の言葉に今も胸が締め付けられる思いを感じる。

 ■DNA鑑定で確認

 宮城県警や遺族によると、1月17日に南三陸町のがれき置き場の端で、通行人が一部の埋まった遺体を発見。着衣がオーダーメードだったため製造番号から亜梨沙さんとほぼ特定でき、最終的にDNA鑑定で確認した。

 東日本大震災の行方不明者は、2月6日時点で3320人に上る。亜梨沙さんの家族も10カ月以上、捜し続けており、悦子さんは「娘が見つかったことが、今も遺体を捜すご家族の希望になってほしい。娘もきっと喜ぶと思う」と話した。

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読みながら、涙が出てきた

「ごめん」って・・・・

同じところに逃げて亡くなった遠藤さんも彼女も、まだ24歳。
できればみんなを生きてお母さん達に会わせてあげたかったな

がれき置き場で遺体を発見するというのも、切なく感じた・・・
もっと早くがれきの処理が終わっていれば、もっと早く彼女の存在に気がついてあげれれば・・・

がれきの処理の遅さだけではなく、神戸の時には感じなかったものを感じる
みんな『自分で精一杯』で、被災地を思いやってくれている人が段々と少なくなっている気がする

先日「石巻で」という話をした時に
「石巻って?」と聞かれて「津波の被害のあった場所だよ」と答えた
あんなに沢山の被害が出て、連日報道されていた場所を覚えてないの?と思った

たまたま?それとも何?

確かに私もすべての被災地を覚えている訳ではないかもしれない
でも、あれほどの被害があった場所の地名くらい覚えておいて欲しいと思った

まだ1年なのに・・・忘れないで欲しい
  
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  • 2012年03月08日 Posted by すもも at 00:00Comments(4)東日本大震災