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Posted by たまりば運営事務局 at

補完代替医療ガイドブック

補完代替医療ガイドブックを読みました

以前にも書きましたが、私はがんと言われて食事療法をしました
しかも、それはかなりハードな部類のものだと思います
http://miyabimari.tamaliver.jp/e135328.html

でも、補完代替医療については一切やらなかったです
それは、治療費がいくらかかるかわからない状態で高額な金額を払う余裕が無かったこと
そして、それを進める人がいう「私は効いた」という経験談があまりにも胡散臭かったこと
「私は効いた」という人がいう「がん」に対する根拠が1つもなく、カルテも証明もなかったからです

私が言われたのはAHCCと言われるものでした(これは、キノコ類です)
キノコ類には他には有名なアガリクスがあります

補完代替医療は、色んなものがあります。高額なお金を請求してくるものもあります

なぜ、こういう冊子が作られたか。それは、あまりにも被害者が沢山いらっしゃるからです

でも、やらないよりはやってみたいという気持ちもわかります
ただ、その時でも本当に信頼できるものをやってください
そして、担当医と話をしてください。
よく患者さんが言われるのは先生に言っても駄目って言われるからといいます
では、なぜ医師は駄目って言うのでしょうか?それをきちんと話し合ってみてください
本当に駄目な理由がはっきりしているものもあります
それは、補完代替医療の中には、副作用で機能低下をひき起こすものがあったりするからです
自分の受けている治療と自分がやってみたいと思っている補完代替医療にどういう効果があるか
もし、効果はさほどなくても気持ちが楽になる場合もあります
それは受けてもいいのではないでしょうか?

例えば、アロマテラピーなどがそうだと思います
疼痛ケアになる場合もあるし、リラックス効果はあると思います
ただ、これも治療内容によっては使ってはいけないアロマもあります
またアロマについては詳しい内容は紹介しますが、できるだけ医師と話をしてみてくださいね

そして「なぜ自分が補完代替医療をやりたいのか」そして「なぜ、駄目と言うのか」など
自分がやりたい理由と医師からの説明で不満に思ったことがあれば、それはきちんと伝えるべきだと思います

医療現場でもなかなか、この問題は議論されていないと思います

私の医師は「はっきり駄目と言う」と言われていました
でも、私は駄目だけではいけないと思います。
なぜ患者はそれを受けたいと思ったか。が大切だと思います

がんになっていない人は知らないとおもいますが、がん治療と言うのは手術を受けたら
ほとんどの人は、それで終わります
追加の放射線治療を受けたり、抗がん剤治療を受けてもです

驚かれますがそういうものです。どんなに命にかかわる病気だと思ってもそうです

乳がんなどでは、ホルモン療法を受けると毎月の注射やお薬がありますが、ほとんどの人はありません

もちろん経口抗がん剤を服用される場合もあります。でも、それもほとんどありません

でも何ヶ月毎かの血液検査やCT検査はあります。これは経過観察です。

だから不安なんです。。。だから怖いんです

それを減らしてくれるのが、補完代替医療なんだと思います

そして、ある方が言われていましたが「だって、先生は私の話なんて聞いてくれないでしょ」って
「でも、補完代替医療の人は真剣に私の話を聞いてくれたの」って言われていました

医師と話を!と何度も何度も書いています。

でも、これは患者だけではなく医師に向けても発している言葉です

患者が「私はあなたの事をきちんと見ていますよ」という態度を医師に感じたら
補完代替医療の被害者は、はるかに減るのではないでしょうか?

ただ、今の医療現場では無理だと思うところもあります
2時間待ちの3分診療。ほど極端ではなくなったかも知れませんが
ほとんどの拠点病院であれば、経過観察の患者よりも手術の患者のほうがいいんです
症例数にならない患者はいらないと言い放った病院もあります(これは私の体験です)

また、大学病院であれば、医師は患者よりも教育です。そして研究です
そして国立病院であれば執刀医が外来患者を見るのは、手術前だけです

今の国立大学病院で経過観察の患者を執刀医が見ることはありません
そして3ヶ月毎に外来医師は変わります
こんなシステムの病院で医師と患者が信頼関係を築くのは無理なのではないでしょうか?

医師の業務が多忙なのはわかります。でも、では患者はどうなるんでしょうか?

私は入院中にそれに対して文句を言ったら、医師に「そんなの先生がみんな見れる訳ないでしょ」
と女性の医師に言われました。その医師からは他にも許せない発言がありましたが・・・
基本、女性医師は女性に厳しいと言われています
女性だからわかってくれる。というのは実は難しいです
もし、女性医師でいい婦人科医に出会えたら、それは一生の宝だと思ってくださいね

今の「チーム医療」は患者のためではなく、医師が自分達の負担を減らすために
作られたような気がしてなりません
医師から「チーム医療ですから」と何度も聞かされました
でも、果たしてそれは患者のための「チーム医療ですか?」と聞いてみたいです

補完代替医療もそうだと思います

そして医師であっても、これをきちんと説明できる知識を持っている人が一体どれくらいいるんでしょうか?

私が入院している時に同室だった彼女は補完代替医療を受けていました
高額な金額を払っていましたが、私が退院してしばらくしてから彼女は亡くなりました

その話を聞いてから、私の中で「補完代替医療って何?」って思っていました
それが私が補完代替医療について調べるきっかけになりました

受ける事を否定はしません。それも自分で決めた事ならいいと思います
ただ、その為に家を担保にしてしまう人がいたり、親戚やサラ金から借金をしたする人もいるそうです

私は、絶対とは言えないと思いますが受けません。

今、もしも関心をお持ちでしたら、ぜひこれを読んでみてください

そして、それから受けるかどうかを決めてください

 ここをクリック。

こちらからダウンロードできます:
金沢大学 補完代替医療ガイドブック:http://web.kanazawa-u.ac.jp/~med67/guide/index.html  
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  • 2010年11月09日 Posted by すもも at 00:00Comments(0)補完代替医療